沿革(航空宇宙事業)

1919年

川崎造船所兵庫工場に自動車・飛行機製作所を建設(兵庫)

1922年

川崎造船所飛行機部及び各務原分工場設置


乙式1型偵察機

陸軍がサルムソン2A-2型飛行機を乙式1型偵察機として採用

1923年

各務原分工場開所

1926年

ドルニエ式全金属製重爆撃機完成

1927年

飛行機部を飛行機工場に改称

1934年

95式戦闘機

陸軍がキー10を制式95式戦闘機として採用

1937年

川崎航空機工業(株)設立

1939年

各務原工場を岐阜工場に改称

1940年

一式貨物輸送機

99式双発軽爆撃機が制式機に採用一式貨物輸送機が制式採用

1941年

キー61(三式戦闘機:飛燕)試作1号機試験飛行開始

1942年

三式戦闘機(飛燕)

三式戦闘機(I型)量産着手

1945年

岐阜工場、B-29の空襲により壊滅終戦により民需産業に転換

1953年

KAL-1連絡機初飛行

1955年

T-33ジェット練習機

米ロッキード社とT-33ジェット練習機の製造に関する技術提携

1956年

国産初のジェット練習機T-33として初飛行

1957年

米ロッキード社とP2V-7対潜哨戒機製造に関する技術援助契約を締結

1959年

P2V-7対潜哨戒機

P2V-7対潜哨戒機1号機完成米バートル社と大型ヘリコプタ・バートル107II型機製造に関する技術提携

1962年

川崎バートルKV-107II型大型ヘリコプタ完成

1966年

P2V-改(P-2J)初飛行

1969年

川崎重工業、川崎航空機、川崎車両の3社が合併し川崎重工業となる

1970年

我国開発の最初のジェット輸送機となるC-1ジェット輸送機初飛行

1977年

ドイツMBB社とBK117双発軽ヘリコプタの協同開発に関する一般 協定に調印

1978年

P-3C国産化の主契約者に決定ロッキード社とのP-3C国産化に関する技術援助契約調印

1979年

BK117ヘリコプタ

BK117試作機初飛行科学技術庁より実用STOL(短距離離着陸)機の主契約者に指定を受けるB767旅客機分担部位製造開始

1981年

MTX(中等練習機)の主契約者に指名される

1982年

P-3C対潜哨戒機初号機初飛行BK117型式証明取得

1985年

STOL実験機 飛鳥

中等練習機T-4初飛行STOL実験機(飛鳥)初飛行

1986年

測地実験衛星「あじさい」

輸送用ヘリコプタCH-47初飛行測地実験衛星「あじさい」打ち上げ

1992年

観測ヘリコプタ(XOH-1)の開発担当会社の指名を受けるB777旅客機分担部位製造開始

1997年

XOH-1観測ヘリコプタ

観測ヘリコプタ(XOH-1)初飛行

2000年

観測ヘリコプタ(OH-1)量 産初号機納入
エンブラエル170分担部位製造開始

11月

岐阜県環境配慮事業所としての認定を受ける

2001年

7月

次期固定翼哨戒機・次期輸送機技術開発の提案

8月

H-IIAロケット1号機打上げ成功

10月

US-1A改試作機1号機向け胴体部位初出荷
T-4 200号機納入

11月

BK-117C-2型ヘリコプター1号機を顧客に初納入
次期固定翼哨戒機・次期輸送機技術開発の主担当企業に指名される

2002年

4月

プラットフォーム

成層圏プラットフォーム自立飛行制御試験機納入

7月

B777-300ER初号機用パネル納入

8月

油圧操縦リグ試験場・機器統合センターの建設開始
日本飛行機(株)を完全子会社化

2003年

3月

T-4最終号機(212機)納入

T-4最終号機

4月

油圧操縦リグ試験場竣工

6月

機器統合センター竣工
次期掃海・輸送及び南極輸送支援用ヘリコプターにEH-101が決定

2004年

3月

無事故飛行時間記録6万時間達成

6月

C-X用組立ハンガー竣工

9月

B777-200LR初号機用パネル完成
B787工場増築工事始まる

2005年

2月

ゼロエミッション達成

2006年

3月

MCH-101

海上自衛隊向けMCH-101掃海・輸送ヘリコプターの初号機を納入

7月

ドリームライナー向け新生産工場

B787ドリームライナー向け新生産工場完成

10月

次期固定翼哨戒機(P-X)の静強度試験機(#01号機)を防衛庁技術研究本部に納入

2007年

1月

新型旅客機「787ドリームライナー」前部胴体を初出荷

7月

次期固定翼哨戒機(P-X)および次期輸送機(C-X)の試作1号機をロールアウト

9月

次期固定翼哨戒機(XP-1)の試作1号機の初飛行に成功

2008年

1月

新型貨物機「777フレーター」前胴後部パネルを初出荷


エントランス外観パース

「787ドリームライナー」向け新工場を建設

8月

次期固定翼哨戒機(XP-1)試作1号機納入

2009年

4月

福岡放送向け「川崎式BK117C-2型 報道ヘリコプター」を納入

10月

茨城県より「川崎式BK117C-2型 消防ヘリコプター」を受注

2010年

1月

防衛省向け次期輸送機(XC-2)の試作1号機が初飛行に成功

3月

「787ドリームライナー」の増産に向け新生産工場が完成


次期輸送機(XC-2)試作1号機の納入


無事故飛行時間記録7万時間達成

2011年

2月

「川崎式BK117C-2型 ドクターヘリ」を朝日航洋へ納入

4月

「川崎式BK117C-2型 ドクターヘリ」を朝日航洋へ納入


名古屋第一工場に太陽光発電設備を導入


「川崎式BK117C-2型 報道用ヘリ」を西日本空輸へ納入


「川崎式BK117C-2型 ドクターヘリ」をセントラルヘリコプターサービスへ納入

5月

ボーイング・サプライヤー・オブ・ザ・イヤー(主要構造部門)を受賞

7月

西日本空輸株式会社より「川崎式BK117C-2型ヘリコプター」2機を受注

10月

島根県より「川崎式BK117C-2型 防災ヘリコプター」を受注

11月

ボーイング社向け777型機1,000号機用の胴体パネルを出荷


西日本空輸株式会社より「川崎式BK117C-2型ヘリコプター」を受注

2012年

5月

朝日航洋株式会社向けに最新式の「川崎式BK117C-2型ヘリコプター」を納入

8月

ボーイング社向け「787ドリームライナー」100号機用の前部胴体を納入

12月

多用途双発ヘリコプター「BK117」累計1,000機納入を達成

2013年

2月

「川崎式BK117C-2型ヘリコプター」4機を連続受注


H-IIBロケット4号機用フェアリングを出荷

3月

海上自衛隊向けP-1固定翼哨戒機の量産初号機を納入

4月

エンブラエル社向け「Embraer170/190シリーズ」1,000号機用の動翼を出荷

5月

イプシロンロケット試験機用フェアリングを出荷

6月

岐阜県より「川崎式BK117C-2型 防災ヘリコプター」を受注

10月

「川崎式BK117C-2型 ドクターヘリ」3機を納入


神戸市より「川崎式BK117C-2型 消防ヘリコプター」を受注


次世代中小型民間航空機用発電システムの国際共同開発事業に参画

11月

東京大学生産技術研究所、ボーイング、三菱重工、川崎重工、富士重工
~共同研究開発プロジェクトに5社が新規加入~


H-ⅡAロケット用フェアリングを出荷

12月

ボーイング787派生型機向け新工場を建設

2014年

1月

岡山市より「川崎式BK117C-2型 消防ヘリコプター」を受注

6月

次世代大型旅客機「777X」の開発・量産参画へ覚書
日本航空機開発協会と日本5社がボーイング社と調印

7月

H-IIAロケット用フェアリングを出荷

9月

「川崎式BK117C-2型ドクターヘリ」をセントラルヘリコプターサービスへ納入


ボーイング787向け世界最大級のオートクレーブが完成


H-IIAロケット用フェアリングを出荷

10月

愛媛県及び福井県より
「川崎式BK117C-2型 消防防災ヘリコプター」を受注

2015年

1月

「川崎式BK117C-2型 消防ヘリコプター」を神戸市へ納入

3月

名古屋第一工場にボーイング787増産対応向け新工場が完成


「川崎式BK117C-2型 消防ヘリコプター」を岡山市に納入

9月

ボーイング777X向け新工場を建設

10月

「川崎式BK117C-2型 防災ヘリコプター」を福井県に納入

11月

大分県より
「川崎式BK117C-2型 消防防災ヘリコプター」を受注

12月

米国で当社初となる航空機用部品の製造ラインを新設

ボーイング777の貨物扉


KMMリンカーン工場


秋田県より
「川崎式BK117C-2型 消防防災ヘリコプター」を受注

2016年

1月

徳島県より
「川崎式BK117C-2型 消防防災ヘリコプター」を受注

3月

「川崎式BK117C-2型 消防防災ヘリコプター」を愛媛県に納入


「川崎式BK117C-2型ヘリコプター」2機を警察庁に納入

神奈川県警察本部向けヘリコプター

千葉県警察本部向けヘリコプター

6月

航空自衛隊向けC-2輸送機の量産初号機を納入

8月

陸上自衛隊向け観測ヘリコプター「OH-6D」
機体定期修理の最終号機を納入

10月

最新型ヘリコプター「H145//BK117 D-2型」を販売開始

2017年

1月

輸送ヘリコプター「CH-47J/JA」
累計100機納入を達成

2月

「ボーイング777X」向け新工場が完成

3月

サブ組立工場を竣工


機械加工工場を竣工

3月

最新型ヘリコプター「H145//BK117 D-2型」を初受注


「川崎式BK117C-2型 防災ヘリコプター」を大分県に納入


海上自衛隊向けヘリコプター
「MCH/CH-101」の最終号機を納入

4月

「2016年度ボーイング・サプライヤー・オブ・ザ・イヤー」受賞
(日本飛行機)


新化学処理工場を竣工

5月

米国で当社初となる航空機用部品の製造ラインが完成

6月

市場競争力強化に向けたボーイング社との協力を促進

9月

「川崎式BK117C-2型 消防防災ヘリコプター」を徳島県に納入

2018年

2月

ボーイング777X向け初号機用胴体パネルの納入を開始


新洗浄場竣工

4月

「川崎式BK117C-2型 ドクターヘリ」を西日本空輸へ納入

8月

ボーイング787「787号機出荷」

9月

画像提供:JAXA

HTV搭載小型回収カプセル打ち上げ


欧州航空安全庁(EASA)から「BK117機器及び部品の製造認定」を取得


当社米国工場で初となるボーイング社向け民間旅客機用貨物扉を完成

11月

佐賀県より新型BK117を消防防災ヘリコプターとして初受注

12月

宇宙ゴミ除去技術実証用超小型衛星が、イプシロンロケット打上げ予定の革新的衛星技術実証2号機の搭載テーマとして選定

2019年

3月

最新型ヘリコプター「H145∥BK117 D-3」を販売開始


航空機研究開発用の新低速風洞が竣工

4月

「HTV搭載小型回収カプセルの開発」が、第48回日本産業技術大賞 文部科学大臣賞を受賞

5月

最新設備を備えたH145/BK117ヘリコプターのトレーニングセンターを開校

6月

DHCより「H145//BK117 D‐2」ヘリコプターを受注


「G20大阪サミット」で宇宙ゴミ除去技術を展示

10月

宇宙ごみ除去の実現に向けた衛星運用地上局を設置~衛星データ利活用サービス事業への参入~


川崎重工の歴史