1970年代
水管ボイラ
水素専焼の初号機を納入(後に専焼/混焼に対応)。
Hydrogen Road
川崎重工グループが推進する「Hydrogen Road」。
川重冷熱工業は、長年培った燃焼技術を結集し
水素の「つかう」を革新します。
現在、私たちの暮らしはエネルギー資源の大部分を石油や天然ガスといった化石燃料に依存しています。
しかし、それは地球温暖化という深刻な環境問題を引き起こし、常に資源枯渇のリスクをはらんでいます。
安定的なエネルギーの確保と、地球環境への配慮。この2つの課題を同時に解決する答えが「水素エネルギー」です。
水素は、さまざまな物質から取り出すことができ、燃焼時にCO2(二酸化炭素)を一切排出しません。極低温に冷却して液化することで体積を800分の1に減らすことができ、大量の輸送や貯蔵が可能になります。これからのカーボンニュートラル社会を支える基幹エネルギーとして、世界中でインフラ整備が始まろうとしています。
川崎重工グループは、10年以上前から世界に先駆けて水素社会の実現に向けた取り組みを進めています。日本初の液化天然ガス(LNG)運搬船建造で培った極低温技術を活かし、液化水素運搬船の開発や、高性能な貯蔵タンク、圧縮水素トレーラなど、「はこぶ」「ためる」領域のインフラ整備を牽引しています。
現在は、日豪間での世界初の液化水素国際サプライチェーン構築実証試験に参画し、将来のクリーンな水素の大量利用・大量輸送を見据えたプロジェクトを推進しています。
化石燃料の代替エネルギーとして注目され始めた時代から、化学工場などで発生する副生水素をボイラの燃料に使用する技術を磨いてきました。
そして、培った燃焼技術、制御技術は、ボイラ効率を下げずに低NOxを実現したドライ式低NOxバーナや、水素ガスと都市ガス13Aの専焼/混焼が可能な3モード燃焼バーナを新たに生み出し、水素燃焼ボイラを進化させました。
大量の水素が社会に供給されるようになった時、それを安全かつ高効率に「つかう」技術で、産業の脱炭素化を強力にサポートしていきます。
産業から始まった水素燃焼技術は、その領域を空調分野に広げ、“CO2を出さない快適空調”でクリーンな生活空間をつくり出す水素燃焼モデルの空調機器を誕生させました。
快適な暮らしが当たり前にある、そんな日常を未来につなぎます。
1970年代
水素専焼の初号機を納入(後に専焼/混焼に対応)。
1996
技術の進化に伴い、炉筒煙管ボイラでの水素燃料利用を実現。
2021
水素専焼ドライ低NOxバーナ搭載。
第41回 優秀省エネ・脱炭素機器システム表彰にて「産業技術環境局長賞」を受賞。
2022
コージェネ大賞2022 技術開発部門にて「優秀賞」を受賞。
2023
都市ガス/水素混焼仕様、水素専焼仕様のラインアップを拡充。
2026
環境に優しい自然冷媒で、冷温水を製造する吸収冷温水機に水素専焼タイプをラインアップ。
水素は燃焼してもCO₂を排出しません。
川重冷熱工業は、長年培った燃焼技術を応用し、ボイラや吸収冷温水機など、
既存の燃料(天然ガスなど)から水素へのスムーズな移行を支援する製品群を開発しました。
産業分野で求められる大容量・高圧蒸気(換算蒸発量~4,000kg/h、最高使用圧力~3.2MPa)に対応。インフラ状況に合わせ、段階的にカーボンニュートラルへ移行できます。
燃焼時にCO2を排出しない水素燃料に切り替えることで、事業所のCO2排出量を大幅に削減します。
省エネと蒸気の安定供給。適切な伝熱面配置と燃焼効率の高いバーナを採用することで、優れたボイラ効率を実現。
適正な伝熱面配置と高燃焼効率バーナ採用により高水準のボイラ効率を実現。広いターンダウン比により実運転時の高い水準での燃料削減が可能。