インドに二輪車の輸入・販売現地法人を設立
2010年04月24日
川崎重工は、インドに、二輪車の輸入・販売を行う現地法人India Kawasaki Motors Pvt. Ltd.(IKM:インディア カワサキ モータース)を設立します。 IKMは、主に250cc以上のスーパースポーツ、スポーツ、クルーザー等のモデルを数機種導入し、2010年には約1千台の販売を見込んでいます。 川崎重工は1984年からインドのBajaj Auto Ltd.(BAL)社と技術援助契約を結び、両社の協力のもとで、BAL社が二輪車の生産・販売を展開してきました。今回、当社は新たに輸入・販売子会社であるIKMを設立し、IKMはCKD車※1をBAL社のChakan(チャカン)工場に生産委託するとともに、完成車として輸入するものと併せて、BAL社直営のプロバイキングショップで販売します。 インドの二輪車市場は、2009年には約780万台と中国に次ぐ世界第2位の規模であり、経済の発展に伴い、201cc以上の中・大型クラスの市場(約3万台)の拡大が見込まれています。当社は得意とする中・大型二輪車の販売で、インド市場に本格参入します。 今後とも当社は、お客様の期待に応える商品とサービスの提供に努め、カワサキのブランド力の強化とさらなる顧客満足度の向上を図っていきます。 □India Kawasaki Motors Pvt. Ltd.の概要
※1 CKD(Complete Knock Down) : 部品を輸入し、現地で組み立てて販売すること。 |