中国において汎用ガソリンエンジンの生産合弁会社を設立

2009年08月03日

 

 

川崎重工は、中国江蘇省常州市に、台湾の光陽工業股有限公司(KYMCO社)と汎用ガソリンエンジンの生産・販売を行う合弁会社「常州川崎光陽発動機有限公司」を設立することを決定し、昨日合弁契約を締結しました。

当社は2008年11月から、KYMCO社の中国製造子会社である常州光星精機有限公司において汎用ガソリンエンジンの生産委託事業を展開してきましたが、今回新たにKYMCO社と合弁会社の設立を合意したものです。

新会社は、常州高新技術産業開発区にエンジン工場を建設し、2010年1月からの稼動を計画しています。当初の年間生産能力は約20万台で、2ストロークエンジンおよび4ストロークの単気筒エンジンを生産し、日米欧の当社販売網を通じてOEM供給先等に販売する計画です。

当社は、この新会社を日本・米国に次ぐ第三の汎用ガソリンエンジンの生産拠点と位置づけて強固な生産体制を確立し、顧客の様々なニーズに応えていきます。

□合弁会社の概要

1. 社 名 : 常州川崎光陽発動機有限公司
(英文名:Changzhou Kawasaki and Kwang Yang Engine Co., Ltd.)
2. 所 在 地 : 中華人民共和国江蘇省常州市
3. 資 本 金 : 5百万米ドル(約475百万円
4. 出資比率 :
川崎重工業株式会社   50%
     
Kwang Yang Holdings Limited   50%(KYMCO社の100%出資会社)
5. 事業内容 : 汎用ガソリンエンジンおよびその部品の生産・販売
6. 生産能力 : 約20万台/年(5年後に100万台規模を計画)

※為替レートは、1米ドル=95円で算出しています。