福岡放送向け「川崎式BK117C-2型 報道ヘリコプター」を納入
2009年04月13日
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川崎重工は、福岡放送向けとなる最新鋭の「川崎式BK117C-2型報道ヘリコプター」を、ユーロコプタ-ジャパン株式会社に納入しました。本機は、「C-2型」のテレビ局向け報道ヘリコプターとしては初めての納入となります。今後同社にて報道機器の取り付けが行われ、福岡放送に引き渡されます。 「川崎式BK117ヘリコプター」は、当社が欧州のヘリコプターメーカーMBB社(メッサーシュミット・ベルコウ・ブロウム社、現ECD社:ユーロコプタードイツ社)と共同開発したヘリコプターで、物資・人員輸送、消防・防災、警察、ドクターヘリ(救急救命)など多用途に活用される中型双発機です。また同機は、優れた安全性・操縦性、コンパクトな機体形状、担架などの長尺物の搬出入に適した大型の機体後部観音開きドアを特長とし、国産ヘリコプターとして1983年の初号機納入以来改良を重ね、優れた技術力と高い信頼性により国内で約140機、全世界で約600機以上の販売実績を誇るベストセラー機です。 「C-2型」は、従来型の特長を活かしながら、以下の改善が施されており、機材の大型化、取材範囲の拡大化、環境への配慮が要求される「報道ヘリ」に最適な機体です。
今後も当社は、優れた技術力と高い信頼性、国産機ならではのきめ細やかなサポート体制を活かし、「川崎式BK117C-2型ヘリコプター」の積極的な営業活動を展開していきます。
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