本社工場内に建設機械用油圧ポンプの新工場を建設(カワサキプレシジョンマシナリ)
2008年03月03日
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川崎重工グループのカワサキプレシジョンマシナリ(KPM)は、世界的な建設機械用油圧機器の需要増に対応するため、本社工場(神戸市西区)内に建設機械用油圧ポンプの新工場を建設します。また、併せて本社工場を再編し、各種油圧機器の生産能力を増強します。 当社は、今回の新工場建設により、今後大幅な需要が見込まれる新型油圧ポンプの生産ラインを新工場に移管するとともに、新たに生産設備を導入し、機械加工から組立・運転に至る一貫生産を行います。また、移管に伴う既存工場の空きスペースにはコントロールバルブの生産ラインを集約し、新たに生産設備を導入するほか、油圧モータやコアパーツについてもそれぞれの工場で生産設備を導入するなど、本社工場全体で生産効率化と設備増強による各種油圧機器の増産を図ります。当社は、これまでにも2007年4月にコアパーツ工場を新設し、順次生産能力の増強を進めていますが、さらなる増産投資により、国内外の建設機械メーカーをはじめとする顧客からの増産要求に応えていきます。 建設機械市場は、BRICsやそれに続くVISTA諸国でのインフラ整備に加え、急増する海外の資源開発などを背景として、国内外の建設機械メーカーとも販売が堅調であり、全世界的に拡大基調にあります。 今後とも当社は、グローバル化の進展が著しい油圧市場において、高品質・高性能な製品を開発・提供するとともにアフターサービスの充実に努め、総合的な顧客満足度の向上を図っていきます。 □新工場の概要
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