自社開発の高効率「グリーンガスエンジン」を用いた発電設備の運転を開始
2007年12月03日
![]()
|
|||||||||||
川崎重工は、自社開発のガスエンジン「グリーンガスエンジン」を用いた発電設備の実証プラントを建設しました。本年12月中に系統連系運転を行います。 本発電設備は、日本エネルギーネットワーク(株)(東京都千代田区)の関連会社である、上越エネルギーサービス(株)(新潟県上越市中郷区)に建設され、同社所有の発電設備と連携して運転が行われます。 今回建設した実証プラントは、「グリーンガスエンジン」シリーズ最大機種となるガス専焼V型18シリンダの「KG-18ガスエンジン」を用いた発電設備で、発電出力は7,800kWです。当社は本プラントにより、「グリーンガスエンジン」の信頼性を長期間の運転により実証することにしています。 当社が開発した「グリーンガスエンジン」は、世界最高の発電効率48.5%とともに、NOx排出量についても160ppm(O2=0%換算)の低排出量を実現した、経済性に優れ、環境にやさしい画期的なガスエンジンです。また、「グリーンガスエンジン」シリーズは、シリンダ数12、14、16、18の4機種を取りそろえ、出力域として5.0~7.8MWまでをカバーしており、多様な顧客のニーズに対応することが可能です。 地球温暖化への対応が世界的に大きなテーマになる中、当社は、今後とも、エネルギー関連分野において新たな技術開発に積極的に取り組み、地球環境の改善に貢献していきます。 今回建設したガスエンジン発電設備の概要は、以下のとおりです。 □設備概要
|