岸和田市貝塚市清掃施設組合向け最新鋭ごみ処理施設およびリサイクル施設を納入
2007年04月02日
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川崎重工グループのカワサキプラントシステムズ(旧:カワサキ環境エンジニアリング)は、岸和田市貝塚市清掃施設組合(大阪府)向けに最新鋭のごみ処理施設およびリサイクル施設を納入しました。 今回納入した施設は、環境負荷の低減および資源循環型社会への貢献というコンセプトの基に、当社が開発した次世代型ストーカ式焼却炉のコア技術の多くを取り入れた最新鋭ごみ焼却設備、プラズマ式灰溶融設備およびごみの資源化・再利用化を目指したリサイクル施設で構成されています。 また、本施設は余熱を利用した発電設備として蒸気タービン発電機1基を備え、発電した電力を主に当施設の稼動電力として使用します。 本設備の技術的特長は次のとおりです。
本施設は、ダイオキシン類排出基準、排ガス規制、排水規制および灰等の溶出規制などの厳しい基準を満たすとともに、上記技術によって次のような更なる環境負荷低減を達成しています。
本施設は当社のごみ処理施設の納入実績として159施設目であり、当社の培って来た実用可能な最新技術の粋を集めたモデルプラントとなるものです。当社はストーカ式焼却炉以外にも、流動床式ガス化溶融炉、直接ガス式溶融炉(シャフト炉式)などの技術を有しており、客先のニーズに木目細かく対応する体制を敷いています。今後におきましても、深刻化する環境問題に対し、更なる技術力のブラッシュアップを計り、また多様化するニーズに応えるため積極的な技術開発と販売活動に取り組んでいきます。
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