兵庫工場に新総合事務所が完成
2007年03月27日
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川崎重工は、鉄道車両製造拠点の兵庫工場において、2005年10月より建設を進めてきた新総合事務所を完成しました。 新総合事務所は、鉄道車両事業に従事する設計部門を中心に、営業、資材、管理など主に上流部門の集約を行うもので、2007年5月の移転完了時には約700名が同事務所に勤務します。兵庫工場では、海外向け大型案件等の受注増加により要員が急増しており、業務スペースを拡大するとともに、現在分散している設計部門の事務所の集約化を図ることで、業務効率の大幅な向上が期待できます。 本事務所は、以下をコンセプトとして建設したものです。
当社は、国内向け鉄道車両をはじめ、北米やアジア向けを中心とする輸出案件にも積極的に取り組んでおり、兵庫工場をエンジニアリングセンターならびにマザーファクトリーと位置付け、米国のヨンカース工場(ニューヨーク州)やリンカーン工場(ネブラスカ州)との一体運営を行っています。今回の新事務所完成を機に、今後とも当社は、一層の効率化の向上と高度なエンジニアリング力の発揮により鉄道車両事業の拡大を図っていきます。 なお、兵庫工場は1906年に川崎造船所運河分工場として開設以来、2006年に100周年を迎え、記念事業の取り組みとして、地域貢献のため地元医療機関への寄付や、「未来へつづく100年の軌跡(兵庫工場100年史)」、「兵庫工場の想い出」の編纂などを行っています。 □新総合事務所の概要
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