新開発の最新鋭VLCC「KATSURAGISAN」の引き渡し(川崎造船)
2005年07月19日
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川崎造船は、7月15日、坂出工場において、Rhapsody Shipping S.A.向け315,000重量トン型ダブルハルVLCC「KATSURAGISAN」(当社第1563番船)の引き渡しを行いました。 本船は、マラッカ海峡を通行できる船型としては最大級の積載能力を有し、当社が開発した新船型の1番船となります。
本船の工程、主要目ならびに特長は次のとおりです。
<工程> |
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起工 |
2004年12月27日 |
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進水 |
2005年 5月13日 |
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引き渡し |
2005年 7月15日 |
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<主要目> |
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全長 |
333.00 メートル |
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長さ(垂線間) |
324.00 メートル |
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幅(型) |
60.00 メートル |
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深さ(型) |
29.00 メートル |
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満載喫水(型) |
20.896 メートル |
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総トン数 |
160,292トン |
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載貨重量 |
311,620トン |
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荷油槽容積 |
351,580m3 |
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主機関 |
川崎-MAN B&W 7S80MC-C型ディーゼル機関 × 1基 連続最大出力27,160キロワット×76回転/分 |
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航海速力 |
約15.55ノット |
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定員 |
30名 |
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船級 |
日本海事協会(NK) |
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船籍 |
パナマ |
<特長> |
1) |
本船は、当社が新規開発した最新鋭タンカーで、マラッカ海峡を通行でき、日本の主要バースに入港できる船としては最大級の積載能力を有しています。 |
2) |
燃料油タンクを貨物タンク同様に二重船殻構造とすることで、事故時の海洋汚染防止対策を施しています。 |
3) |
省エネルギー対策として、フィン付きラダーバルブ(RBS-F)および高効率タイプのプロペラを採用しています。 |
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