高度な操船の自動化を実現した最新式のシステム操船装置川崎DPS『KICS-5000』を新発売
2002年09月10日
川崎重工ではジョイスティック式の手動操船装置であるKICS-1000型、2000型、定点保持を自動で行うKICS-4000型を開発、販売してきました。このたび新たに自動トラッキング機能を加え、より高度な操船の自動化を実現した最新式のシステム操船装置「川崎DPS
またKICS-5000では、自動トラッキングの航路設定、実際の船体運動や各推進機の作動状況の確認が対話方式で簡単に行えるHMI(Human Machine Interface)機能を持つ自動操船コンソールを備えています。 当社は、可変ピッチプロペラ、サイドスラスタ、旋回式プロペラをはじめとする舶用推進機2500基以上の製作実績があり、またこれらの舶用推進機を一括制御して操船するジョイスティック操船システムKICSでは63基の納入実績を有しています。今後とも当社は、舶用推進機の総合メーカとして、国内外の舶用推進装置の分野において、新技術の開発に努めるとともに、積極的な営業展開を図ります。
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”KICS-5000”」を開発、新発売します。
を適用した新しい時代の自動操船システムです。当社の「1世紀に渡る造船技術」、「ロボット等の分野で培ってきた高度な制御技術」、「可変ピッチプロペラやサイドスラスタ等の舶用推進機設計技術」をベースに、『船体運動+推進装置+制御』のトータルシステムを最適化しました。KICS-5000は、資源調査船等の海洋調査船、石油掘削船やFPSO、ケーブル敷設船等の特殊作業船、フェリーや客船等の一般商船など、あらゆる船舶の多様な用途に適応します。




