神戸本社にCO2フリー電気を導入

2021年07月01日

川崎重工は、本日より神戸本社で使用する電気をCO2フリー電気に切り替えます。本件は、グループ会社であるカワサキグリーンエナジー株式会社から、神戸本社が入居する神戸クリスタルタワー(神戸市中央区東川崎町1-1-3)向けに、使用する電力の全量を実質的に再生可能エネルギー由来としたRE1001対応の電力を供給するものです。これにより、神戸クリスタルタワーの電力使用に伴うCO2排出量は実質ゼロとなり、年間約2,000トンの削減が見込まれます。

今回、カワサキグリーンエナジーが供給する再エネ電力は、当社が納入し、運営を受託している廃棄物発電プラントなどから調達を行います。なお、供給する電気については、トラッキング付FIT非化石証書2を付与することでRE100対応とします。

地球温暖化の抑制に向けて世界中で取り組みが加速する中、川崎重工グループは「Kawasaki地球環境ビジョン2050」を掲げ、環境経営に取り組んでいます。カーボンニュートラルの実現に向けて、エネルギーマネジメントシステムによるエネルギーの有効利用、ごみ・バイオマスなどのグリーン電力購入、太陽光発電や水素発電の利用など、さまざまな対策を講じてチャレンジしていきます。

当社グループは、今後もCO2排出削減を進めるとともに、多様なエネルギー関連製品で市場ニーズに的確に応え、エネルギーの安定供給と環境負荷の低減、低炭素・脱炭素社会の実現へ貢献していきます。

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<神戸クリスタルタワー向けCO2フリー電気の導入イメージ>

※1: 企業が事業で用いる電気を100%再エネで賄うことを目指す国際的な取り組み。「Renewable Energy 100%」の頭文字。
※2: 自然エネルギー、バイオマスなどの非化石電源により発電された電力について、非化石価値を分離し証書化した非化石証書に電源種や発電所所在地などのトラッキング情報を付与したもの。

【参考URL
カワサキグリーンエナジー株式会社設立のプレスリリース(20201223日)
https://www.khi.co.jp/pressrelease/detail/20201223_1.html

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