エンジン高出力化・操作性向上のモトクロス専用「KX250」「KX450」、初登場のクロスカントリー専用「KX250XC」「KX450XC」2021年モデルを新発売(カワサキモータースジャパン)
2020年07月17日
川崎重工グループのカワサキモータースジャパンは、いずれも2021年モデルとなるモトクロス専用の「KX250」およびクロスカントリー専用の「KX250XC」「KX450XC」を2020年8月20日、モトクロス専用の「KX450」を2020年10月1日より販売開始します。
<<モトクロス専用「KX250」「KX450」>>
KXシリーズは、「中級レベルのライダーからエキスパートライダーまで、各レースクラスで表彰台の頂点に立たせる」という普遍の設計理念のもと進化を遂げてきました。
なかでも「KX250」は、世界最高峰のモトクロスレース「AMA スーパークロス」※「AMA モトクロス」の4 ストローク250ccクラスにおいて最多タイトルを獲得しているマシンです。
高回転域における高いパフォーマンスと力強いパワーを誇る「KX250」が、2021年モデルではエンジンの高出力化と操作性向上を達成。「KX450」もフルモデルチェンジを行った2019年モデルをさらにアップデートし、エンジン性能や操作性を高めています。
KX250 |
KX450 |
■「KX250」特長
・ | エンジンの最高出力を約1.0kW(1.4PS)、レブリミットを350rpm向上させ、高回転域でも高いパフォーマンスを発揮 | |
・ | 素早いエンジン始動を可能にするセルフスターターを採用 | |
・ | 優れたコントロール性を発揮する油圧クラッチへ変更 | |
・ | クラッチスプリングに皿ばねを採用することにより、クラッチレバーを引いた時のクラッチ動作が軽くなり操作性が向上。特に半クラッチ時のクラッチコントロール性を高めています。 | |
・ | 「KX450」をベースした新設計のフレームとスイングアームを採用 | |
・ | ファクトリースタイルのレンサル製ø28.6mmアルミファットバーを標準装備 |
■「KX450」特長
・ | ピストンスカートのドライフィルムコーティングによりフリクションを低減し、エンジン性能を向上 | |
・ | 油圧クラッチ構造を見直し、クラッチのコイルスプリングの皿ばねへの変更とクラッチプレートの大径化、摩擦材の見直しにより、優れた耐フェード性と操作性を実現 | |
・ | ファクトリースタイルのレンサル製ø28.6mmアルミファットバーを標準装備 |
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※メーカー希望小売価格には、諸経費等を含みません。価格は参考価格です。
<<クロスカントリー専用「KX250XC」「KX450XC」>>
世界各国のレースで勝利を挙げているモトクロス専用「KX250」「KX450」からクロスカントリー専用モデルが初登場。「KX250」「KX450」の強力なエンジンやファクトリーマシン直系の装備を継承しながら、エンジンのチューニング、エンデューロタイヤの装着、サイドスタンドの装備などクロスカントリーに適した機能を備えています。
KX250XC |
KX450XC |
■特長
(1) | クロスカントリーライディングに合わせてエンジン、サスペンション、ブレーキをクロスカントリー専用にチューニング | |
(2) | 素早いエンジン始動を可能にするセルフスターターを採用 | |
(3) | クロスカントリーライディングに合わせた、エンデューロタイヤを装着 | |
(4) | 障害物からクランクケースを保護するスキッドプレートを装備 | |
(5) | パドックから離れた場所にマシンを止めるときに役立つサイドスタンドを装備 | |
(6) | 優れたコントロール性を発揮する油圧クラッチを採用 |
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※メーカー希望小売価格には、諸経費等を含みません。価格は参考価格です。
※関連リンク
AMAスーパークロス選手権で「モンスター・エナジー・カワサキ」のイーライ・トマック選手が、 チャンピオン獲得
http://www.khi.co.jp/news/detail/_ama.html
ご参考:株式会社カワサキモータースジャパンの概要
(1) | 所在地 | : | 兵庫県明石市川崎町1番1号 |
(2) | 代表者 | : | 代表取締役社長 寺西 猛 |
(3) | 設立年月日 | : | 1953年12月15日 |
(4) | 資本金 | : | 1億円 |
(5) | 事業内容 | : | モーターサイクル、パーソナルウォータークラフト「ジェットスキー®」、汎用ガソリンエンジン、エンジン部品の国内総販売元 |
(6) | 従業員数 | : | 199人(2020年3月31日現在) |