自然環境下で自然分解するプラスチック製品の取り扱いを開始
2019年03月25日
【販売を開始した自然分解するストロー】
川崎重工グループの川重商事株式会社(以下、川重商事)は、自然環境下で最終的に水と二酸化炭素に分解するプラスチック製品の取り扱いを開始しました。
その第一弾として、自然分解型ストローを株式会社プロントコーポレーションへ納品し、3月31日に関西国際空港第1ターミナルビルに出店する、新業態のカフェ「ESPRESSO&BAKERY(エスプレッソ&ベーカリー)」で初めて採用されます。
昨今、プラスチック製品は、海洋汚染や大気汚染などの原因となるプラスチックごみ問題として関心が高まっています。プラスチックごみ問題は、その製品自体を全く使用しないことや、全量リサイクルによって解決することが可能ですが、現在の社会の中ですべてのプラスチック製品へ適用することは困難です。
自然分解型ストローは、食品衛生法の基準をクリアしつつ、プラスチックの分解を促進する素材をポリプロピレンに配合することで、自然環境下で微生物が水と二酸化炭素へ分解しやすくする仕様の製品です。これにより利用者の環境面への配慮を満たし、かつプラスチックごみ問題を最小限に留めることが可能です。
川崎重工グループでは、グループミッション「世界の人々の豊かな生活と地球環境の未来に貢献する❝Global Kawasaki❞」を掲げ、事業を通じて社会課題の解決とともに、国連が採択したSDGs(持続可能な開発目標)達成への貢献を目指しています。
川重商事は、今後も自然環境下で自然分解するプラスチックを用いたレジ袋やトレーなど、様々な製品を展開することを計画し、利用者と環境にやさしい製品を取り扱うことで、持続可能な社会の実現に貢献していきます。
【株式会社プロントコーポレーションについて】
PRONTO・CAFFE SOLARE・IL BAR・espressamente illy・Di PUNTO・È PRONTO等の企画・運営・経営・およびフランチャイズ事業とコンサルティング事業を展開している。自然環境への負担を減らす取り組みを進めるには、何ができるかを常に考えて実現していく企業姿勢を強めている。 | |||
(1) | 本社所在地 | 東京都港区港南1丁目8番27号 日新ビル | |
(2) | 代表者 | 代表取締役社長 竹村 典彦 | |
(3) | 設立年月 | 1988年2月 | |
(4) | 資本金 | 1億円 | |
(5) | 従業員数 | 320名(2018年12月末日) | |
(URL:https://www.pronto.co.jp/index.html) |
【川重商事株式会社について】
川崎重工グループの商社部門として、各種産業機械・機器、空調機器、舶用機械、航空機器などの販売をはじめ、幅広い事業を国内外で展開している。プラスチック問題の解決に向けても世界的視点で取り組んでいる。 | |||
(1) | 本社所在地 | 兵庫県神戸市中央区海岸通8番 | |
(2) | 代表者 | 代表取締役社長 松村 圭二 | |
(3) | 設立年月 | 1951年6月 | |
(4) | 資本金 | 6億円 | |
(5) | 従業員数 | 338名(2018年3月末日) | |
(URL:https://www.kawasakitrading.co.jp/) |
【製品に関するお問い合わせ先】
川重商事株式会社 グローバル営業本部 | ||
お問い合わせ:https://www.kawasakitrading.co.jp/inquiry/ | ||
※ | 上記リンク「お問い合わせフォーム」から「環境対応型プラスチック製品」を選択のうえ、お問い合わせください。 |