潜水艦「せきりゅう」を引き渡し

2017年03月13日

 

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川崎重工は、3月13日、午前11時30分から神戸工場西浜岸壁において、防衛省向け潜水艦「せきりゅう」の引渡式を若宮防衛副大臣、村川海上幕僚長、外園防衛装備庁防衛技監をはじめとする防衛省関係者ほかのご出席のもとに行います。

本艦は、戦後当社で建造した潜水艦としては27隻目に当たり、「そうりゅう」型潜水艦の第8番艦として鋭意建造してまいりました。

また、本艦は船体に艦船用超高張力鋼が使用されており、優れた水中運動性能を備えています。さらに、スターリング機関の採用による潜航性能の向上、各種システムの自動化、高性能ソーナー装備による捜索能力の向上およびステルス性能の向上などが図られているとともに、諸安全対策も十分に施されています。

本艦の工程ならびに主要目は次のとおりです。

工  程

  起  工   平成25年 3月15日
  進 水   平成27年11月 2日
  竣 工   平成29年 3月13日

 

主 要 目

 
長さ
84.0メートル
 
9.1メートル
 
深さ
10.3メートル
 
喫水(常備)
8.4メートル
 
基準排水量
2,950トン
 
主機関
川崎 12V 25/25SB型 ディーゼル機関 2基
川崎コッカムス V4-275R スターリング機関 4基
推進電動機 1基
 
軸数
1軸
 
速力
20ノット
 
主要兵装
水中発射管 一式
 
その他
スノーケル装置 一式