ばら積運搬船「WESTERN KOBE」が進水
2012年05月14日
川崎重工は、5月14日(月)午前11時15分、神戸工場においてパナマのI.M.S. MARITIME S.A.(アイ・エム・エス マリタイム エス エー)向け58型ばら積運搬船 「WESTERN KOBE(ウェスタン コウベ)」(当社第1705番船)の命名・進水式を行います。
本船は、当社が新たに開発した58型ばら積運搬船の16番船で、進水後岸壁にて艤装工事を行い、7月に竣工し、船主に引き渡す予定です。
なお、本船の工程、主要目ならびに特長は次のとおりです。
1. 工 程
進水 |
2012年5月14日 |
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竣工 |
2012年7月 |
2.主要目
全長 |
約197.00 m |
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長さ(垂線間長) |
194.00 m |
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幅(型) |
32.26 m |
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深さ(型) |
18.10 m |
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夏期満載喫水(型) |
12.65 m |
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総トン数 |
約33,500 t |
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載貨重量トン数 |
約57,990 t |
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主機関 |
川崎-MAN B&W 6S50MC-C7 × 1基連続最大出力 8,630kW×116回転/分 |
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定員 |
25名 |
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船級 |
日本海事協会 |
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船籍 |
マーシャル諸島 |
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航行区域 |
遠洋(国際) |
3.船の特長
1) |
船首楼付き平甲板型で、穀類、石炭、鉱石、鋼材などの貨物が積載可能な5船倉を有しています。また、各ハッチカバー間の船体中心線上に4基の30トンデッキクレーンを装備しており、荷役設備の無い港湾でも荷役作業が可能です。 |
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2) |
省燃費型ディーゼル主機関および高効率タイプのプロペラ、さらに当社が開発したカワサキフィン付ラダーバルブおよび抵抗の少ない滑らかな船首形状を採用し、推進性能を向上させることにより燃料消費量を低減させています。 |
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