当社初となる事業所内保育所「Kawasaki そらっこ保育園」を岐阜工場に開設

2025年03月31日

news_250331-1.jpg

川崎重工は、従業員の仕事と育児の両立支援策強化の一環として、当社初となる事業所内保育所「Kawasaki そらっこ保育園」を岐阜工場に開園する運びとなり、327日に開所式を行いました。

当社では、従来より従業員が仕事と育児を両立させながら、活き活きと働き続けることができるように、振替出勤日に社内施設で一時預かりを実施する「振替出勤日の託児」、子供の看病や従業員の出張等に対応するために会社が定めたベビーシッターサービスを利用できる「子育てレスキュー制度」、その他各種関係セミナーの開催等、育児世代向けの取り組みを推進しています。今回それらの取り組みを強化する形で、事業所内に保育所を開設しました。

Kawasaki そらっこ保育園」は、各務原市の認可保育所型事業所内保育事業として開設され、運営は全国で多数の保育園運営実績のある株式会社セリオに委託します。定員21名のうち半数の10名を企業枠、11名を地域枠として各務原市民の皆様にも開放し地域共創に供します。
同保育園は、木のぬくもりを感じられる木造の建屋で、園庭や遊戯室を有するほか、子どもを雨に濡らさずに送迎ができる屋根付きロータリーや、保育室内を常時モニターする「見守りカメラ」、総合防犯システムなどの快適で安全安心な設備を完備し、施設としての魅力も充実させています。

news_250331-2.jpg

news_250331-3.jpg news_250331-4.jpg

岐阜工場は、当社の航空宇宙システムカンパニーの生産拠点で、固定翼機やヘリコプター、宇宙関連機器等を製造しています。多くの従業員が勤務する事業所内に保育園を開設することは、子どもの送迎負担の軽減、計画的な育児休業からの復帰、子育て世代従業員の離職防止等に繋がり、かつ近年の男女隔てなく育児に参画する機運に対して有効な両立支援策となります。

当社は今後、「Kawasaki そらっこ保育園」が子ども達にとって、安全でのびのびと過ごせる環境となり、従業員や地域の方々の"笑顔"が集まる拠点となることで、単なる仕事と育児の両立支援策に留まらず、企業と地域の架け橋として、地域とともに末永く発展できる場所となれるよう運営を進めていきます。