「ごみ炭化燃料化システム」が「第50回優秀環境装置表彰」 (日本産業機械工業会会長賞)を受賞

2025年03月24日

表彰式(表彰状授与)
表彰式(表彰状授与)
表彰式(団体写真)
表彰式(団体写真)

川崎重工の「ごみ炭化燃料化システム」が、「第50回優秀環境装置表彰」において「日本産業機械工業会会長賞」を受賞しました。

「優秀環境装置表彰」は、一般社団法人日本産業機械工業会の主催により「独創性・性能・経済性・将来性」などの観点から、地球環境保全に資する環境装置を表彰する制度です。経済産業省の後援を得て、1974年度(昭和49年度)より、環境保全技術の研究・開発ならびに優秀な環境装置(システム)の普及促進を図ることを目的に実施されています。

当社の「ごみ炭化燃料化システム」は、一般廃棄物等から炭化燃料を製造し、バイオマス由来の代替燃料として利用することで、脱炭素社会に貢献することができる製品です。今回の「第50回優秀環境装置表彰」では、以下の点が評価され、「日本産業機械工業会会長賞」の受賞に至りました。

(1)小規模の廃棄処理施設でもエネルギー回収の推進ができること
(2)幅広い利用先でごみ炭化燃料を活用できる液体燃料混焼バーナを開発したこと
(3)CCS(Carbon dioxide Capture and Storage)として活用が可能なこと
(4)これまでの取組みによる炭化物活用で今後の更なる社会実装への期待ができること

当社は、各種廃棄物処理技術を有しており、国内で半世紀以上にわたり多くの一般廃棄物処理施設を手掛けてきました。今後も循環型社会形成の推進と脱炭素社会の実現に向けて、積極的な技術開発と販売活動に取り組んでいきます。

炭化炉
炭化炉
ごみ炭化燃料
ごみ炭化燃料