CDP気候変動調査において2年連続で最高評価「Aリスト企業」に選定
2024年02月07日
川崎重工は、国際的な非営利団体であるCDP※1による気候変動調査で、気候変動分野の透明性とパフォーマンスにおけるリーダーシップが認められ、2022年度に続きAリスト企業に選定されました。
CDP2023気候変動質問書を通じて報告されたデータに基づくと、スコアリング対象となった企業は全世界で21,000社以上となり昨年から倍増していますが、当社はその中で最高評価の「A」を取得した346社のうちの1社となりました。
当社グループは気候変動対応として、グループビジョン2030「つぎの社会へ、信頼のこたえを~Trustworthy Solutions for the Future~」の下、事業を通じて脱炭素社会の実現に取り組んでおり、水素サプライチェーンの構築やCCUS(Carbon dioxide Capture, Utilization and Storage)などを推進しています。
事業活動に伴うCO2排出については、2050年までにグループ全体での排出ゼロを最終目標とした上で、主要項目においては、これよりも早期の削減を目指しています。具体的には、Scope 1、2※2は、水素発電を軸とした取り組みにより2030年国内におけるカーボンニュートラル達成、Scope 3※2は、主要項目であるカテゴリー①および⑪について、2040年の「Zero-Carbon Ready」※3実現を目標としています。
今後もお客様へのソリューション提供と事業活動における CO2排出削減の両面から、カーボンニュートラル社会の早期実現に向けて貢献してまいります。
※1 | 英国の慈善団体が管理する非政府組織(NGO)。投資家、企業、国家、地域、都市が自らの環境影響を管理するためのグローバルな情報開示システムを運営しています。 | ||
※2 | Scope 1: | 事業者自らによる温室効果ガスの直接排出(燃料の燃焼、工業プロセス) | |
Scope 2: | 他社から供給された電気、熱・蒸気の使用に伴う間接排出 | ||
Scope 3: | Scope 1、Scope 2以外の間接排出(事業者の活動に関連する他社の排出) | ||
※3 | 当社独自の目標。Scope 3カテゴリー①については2021年度比80%削減、カテゴリー⑪についてはCO2 FREEなソリューションをラインナップし、世の中のCO2削減を促進します。 |
関連リンク:
統合報告書「Kawasaki Report 2023」(関連ページ:39-48)
https://www.khi.co.jp/sustainability/library/kawasaki_report/2023.html
川崎重工のサステナビリティに関する取り組み