汎用ガソリンエンジン「FJ300D」を新発売
2015年06月03日
川崎重工は、田植え機や耕うん機などの農業機器の動力源として最適な汎用ガソリンエンジン「FJ300D」を、2015年5月より販売開始しました。
「FJ300D」は、長きにわたり好評を得てきた「FE290D」の後継機種として開発されたもので、2軸ダイナミックバランサーや最適な燃焼室を形作るVバルブなどの独自機構を取り入れ、扱いやすさと耐久性を高めた汎用ガソリンエンジンです。エンジンは30度に傾斜したシリンダーをもち、ロングストローク設計とすることで、粘り強い回転特性と豊かなトルクを発揮し、作業機の性能を最大限に引き出します。また、バランサーを内蔵することでエンジン本体の振動を低減させており、快適な作業環境を提供します。
当社は、1957年から汎用ガソリンエンジンの生産を開始し、主に大型芝刈り機等に搭載される大型V‐Twinエンジンから刈払い機やヘッジトリマー等に搭載される小型2ストロークエンジンに至るまで、世界各国、様々な顧客のニーズに対応できるラインナップを取り揃えています。今回の「FJ300D」の販売開始に伴い、当社の汎用ガソリンエンジン「FJ」シリーズは、100ccから400ccまでとラインナップが充実しました。
当社は今後も、独自性のある汎用ガソリンエンジンの開発、販売を通じて、様々な顧客のニーズに応えていきます。
■ 汎用ガソリンエンジン「FJ300D」の諸元
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