「人×技×熱」で快適な明日を創る。未来へつなぐ。 川重冷熱工業株式会社

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水質管理(吸収冷温水機)

予防保全による計画メンテナンスと省エネ運転

水質管理

適切な水質管理は、運転中の事故を未然に防止して、安全かつ安定した運転に役立ちます。
また、スケール付着を抑え、燃費向上に貢献します。

(吸収冷凍機・冷温水機)

冷却水の水質管理

冷却水は、熱源機の熱を冷却塔で大気に放出しながら循環しています。 大気に触れている冷却水に不純物が溶けていくため、循環中に不純物やスケールの堆積や、スライムの発生でチューブが汚れ、能力低下や機内の腐食、その他トラブルの原因になります。

スラッジ堆積 スケール付着 スライム堆積 あたたかい冷却水→ 熱の放出 ブロー調整 空気に触れて冷却しています レジオネラ菌繁殖 スライム発生 空気中の不純物 →冷却水として冷凍機・冷温水機へ 熱交換チューブの腐食(真空破壊)

■省エネ運転、省力運用と環境改善が望まれます。

冷却水・冷温水の管理

ブロー方式……水の入れ替え(自動・手動)で冷却水の週濃縮を防ぐ

薬注方式……水処理剤を使用する

系内の汚れや、腐食を防ぐために冷却水、冷温水を水質管理基準に準じた管理が必要です。

冷却水の汚れが冷凍機・冷温水機(ナチュラルチラーに与える影響の一例)

燃焼消費量の上昇 冷凍能力を一定とした場合(定格時の燃焼消費量100%とした時の割合) 燃料消費量(%) 例)チューブに0.6mmのスケールが付着すると冷凍能力は76%に低下するか、又はガス消費量が23%上昇します。 冷水温度の上昇 冷水温度の上昇(℃) 冷凍能力低下(冷水温度を一定とした場合) 冷凍能力低下(%) 汚れ係数(m2・h・℃/kcal) よごれのの厚み(mm)

水処理の有無と冷却水伝熱管 経年減肉値の例

(1981~1986年の過流探傷実績から)川重冷熱株式会社 過流探傷検査推奨時期 伝熱管肉厚% 対初期伝熱管肉厚 経年数 ▽水処理をしていない例(サンプル数18台、Fシリーズ) ▼印は運転中の開口の危険性が高いため管全数の交換を行いました ●水処理をしている例(サンプル数7台、Fシリーズ)