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2016.02.04 エフィシオNZJ型がコージェネ大賞特別賞受賞

 

2016年2月4日

川重冷熱工業株式会社

 

           エフィシオNZJ型がコージェネ大賞特別賞受賞

 

 このたび一般財団法人コージェネレーション・エネルギー高度利用センター(略称コージェネ財団)が主催する「平成27年度コージェネ大賞特別賞」を受賞いたしました。

 

 コージェネ財団は、コージェネレーションシステムの社会的認知を図るとともに、より優れたコージェネレーションシステムの普及促進につなげることを目的に、新規・先導性、新規技術、省エネルギー性等において優れたコージェネレーションシステムを「コージェネ大賞」として表彰しています。

 

 今回受賞した超省エネルギー型ジェネリンク(廃熱投入型ナチュラルチラー)「エフィシオNZJ」型吸収冷温水機は、二重効用で世界最高の定格COP※1 と期間効率※2 を達成した直火式ナチュラルチラー「エフィシオNZ」型に、当社独自の廃熱温水熱交換器を組み込んだジェネリンクです。

 

 今回の受賞は、二段蒸発・二段吸収サイクル等の採用により従来機※3 と比べ廃熱回収性能を約40%増強し業界最高の省エネ性能を実現したことが評価されたものです。また従来機比で本体重量を約20%、レアメタルを含む吸収液を約30%削減することができ、環境負荷低減に貢献できたことも評価の一因となりました。

 なお、吸収式冷温水機単体としての受賞は今回が初めてとなります。

 

 当社は引き続き、省エネルギーや環境負荷低減を実現できる製品・サービスを通じて地球環境に貢献していきます。

 

                         

                                                   エフィシオNZJシリーズ

 

※1:COP(成績係数:Coefficient of Performance)とは冷凍能力を投入熱量で除したもの。

※2:実際の運用条件下における年間を通じた効率のこと。建物や用途など条件によって異なるが、部分負荷での運転時間が長い場合は、部分負荷効率のよい機械を選定することで期間効率は向上する。

※3:従来機は、当社製シグマエースTZJ型(定格COP1.43(JIS基準))