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車両カンパニー

 
小河原 誠
車両カンパニー
プレジデント

 日本における鉄道車両製造のトップメーカーとして、新幹線をはじめとする電車・客車・貨車・電気機関車・ディーゼル機関車・新交通システムなどさまざまな車両を世界に送り出しています。マザーファクトリーである兵庫工場(神戸市)に加え、米国にも2つの本格的な工場を有します。

車両カンパニービジョン
-最強のチームワークと最高水準の技術と品質で、世界のお客様に夢と感動を届け、もっとも信頼される鉄道車両システムメーカーになる-

 去る2015年3月に、新しく「車両カンパニービジョン」を打ち出しました。これは、前年に実施した内部アンケートの結果を分析して車両カンパニーという組織の課題を洗い出し、組織内での議論を経て、「ミッション」(存在意義)、「ビジョン」(こういうカンパニーでありたいという価値観)、および行動指針を定めたものです。
 ミッションは、「鉄道車両を中心として、すべての利用者に安全、安心、快適な移動を約束する製品を提供することで社会に貢献する」としました。川崎重工グループ全体のミッションである「世界の人々の豊かな生活と地球環境の未来に貢献する」を土台としつつ、カンパニーとしての独自性とありたい姿を加味した形になっています。ビジョンについては、皆がワクワクするようなものとすべく、「最強のチームワーク」「最高水準の技術と品質」「世界のお客様に夢と感動を」をキーワードにしました。時代や環境の変化で少しずつ変わっていくところもあるかもしれませんが、組織の求心力を強固にし事業を発展させるための土台として、長く共有されることを願っています。

多様なニーズへのレスポンスと将来への舵取り

 現在、日本国内のほか、北米やアジアで多くのプロジェクトを手掛けています。
北米のお客様からは、長年の鉄道運行経験の積みあげから、ハイレベルな仕様を要望されるケースが多くなっています。我々はそれをお客様のニーズとして尊重しながら、難度の高い設計・製造に取り組んでいます。
アジアにおいては、イニシャルコストのみならず、ライフサイクルコストにおけるパフォーマンスもより必要になってきます。国や地域の事情に合わせて丁寧に対応していくことが必要だと考えています。
 川崎重工グループ全体として、得意とすることは総合技術力の高さとシナジーにあります。車両事業においても、高速鉄道など、総合重工メーカーとしての強みを活かした製品を産み出しています。航空機で使用されている炭素繊維強化プラスチック(CFRP)の技術を応用して開発した台車「efWING」もその例です。将来に向けても、新しい標準型車両や、川崎重工グループならではの技術を織り込んだ、社会にとって高い価値をもらたす製品を提案し続けるべく、しっかり舵取りをしていきたいと思います。

世界の仲間とともに

 日本のマザーファクトリーである兵庫工場は110年、米国ニューヨークにある製造拠点Kawasaki Rail Car.Inc.(KRC)は30年、同じくネブラスカ州にあるKawasaki Motors Manufacturing Corp., U.S.A.(KMM)の車両部門は15年の歴史を重ねるに至りました。米国でもカワサキの車両は一大ブランドとしてお客様に評価され、「次のプロジェクトもカワサキと」と言っていただけるようになりました。これは仲間たちが長年積み上げてきた努力と実績によるものであり、敬意を表したいと思います。今後もチームカワサキとして力を合わせ、一致団結してブランドを発展させていきます。
 KRCでは2015年に新しい米国人副社長を採用し、KMMでは2016年に米国人を車両部門長に置きました。同様に優秀な米国人の仲間を増やして、日本人にはないビジネスセンスを活かしながらローカライゼーションを押し進め、また日本人と米国人が相互に学びあい高めあう環境をつくっていきたいと考えています。

(インタビュー:2016年4月実施)


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