大型構造物

環境との調和をテーマにすすめられる社会資本整備。より高度で多彩な機能が求められる、さまざまな構造物に、1世紀の歴史をもつ川崎重工の鉄構技術が挑みます。
可動屋根や可動床など、可動機構を備えた巨大構造物の分野に取り組んでいます。川崎重工が建設を担当した札幌ドーム「ホヴァリングステージ」は、8,300トンの天然芝サッカーフィールドを空気圧で浮上させ、移動・旋回させる世界初のシステムを採用しています。
また、わが国の宇宙開発事業における主力ロケットであるH-IIA/Bロケット用射点設備の開発・整備を行っています。巨大可動構造物での技術を生かした「大型ロケット組立棟」や極低温技術を生かした「液体水素貯蔵供給設備」等を手がけています。この他にも、航空機整備用ドック設備等の各種航空機用設備等、多彩な製品を取り扱っており、多様なニーズに応えております。