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製品品質向上への取り組み

 高機能・高品質な製品を世界中のお客様にお届けするため、当社ではさまざまな取り組みを行っています。ここでは、各カンパニーの事例を順次ご紹介します。


プラント・環境カンパニーの取り組み

海外向け大型案件への取り組み

プラント・環境カンパニー

プラント・環境カンパニー 品質保証部品証一課長
藤野 弘明 (後列左より4人目)インドネシア調達先にて

 当プラント・環境カンパニーは、セメント・化学等の産業プラント、LNGプラント、発電プラント、ごみ焼却プラント等多岐にわたる製品を手掛けており、殆どの製品が一品一様の受注生産であるという特徴があります。それら製品の一つにLNGタンクがありますが、当社播磨工場における溶接自動化やプレス方法改善によって、高品質かつ適正価格を実現し、顧客の信頼を獲得しています。
 また、昨今の国際的なエネルギー需要の高まりを背景に、これまで国内市場で競争力を培ってきた製品群を、積極的に海外市場へ展開していますが、低価格化はもちろんのこと、ハイスペックかつ高品質への要求に、市場での競争は激化しています。また大型案件は、受注額が大きい反面、小さな間違いがプロジェクト全体の成否に大きな影響を与えるため、総合エンジニアリング力の真価が問われます。

  • 担当者同士がバリアフリーなコミュニケーションを図り、円滑にプロジェクトを進めるための部門横断型プロジェクト体制の編成
  • 見積・設計段階から徹底的に潜在リスクを洗い出す当カンパニー独自のフロントエンドエンジニアリングの実践
  • 全社研修のほかにカンパニー内独自の教育研修プログラムの活用、OJT推進によりベテランから若手への技術伝承を積極的に実施

などにより、総合エンジニアリング力のさらなる強化に努めています。

 さらに、高まる品質要求に応えるため、

  • 過去に起きた不具合情報を共有化し、生きた教科書として活用できるデータベースの構築
  • 事前にリスクを洗い出し、対応策について見える化し、タイムリーかつチーム一丸でリスク管理に取り組むシステムの活用
  • 技術・製品の標準化活動の推進
  • 海外調達先の製作能力評価精度の向上
  • 海外調達先での製作に関わる管理手法の効率化

を実践し、日々、品質向上に取り組んでいます。

播磨工場での9%Ni鋼タンク側板の自動溶接

播磨工場での9%Ni鋼タンク側板の自動溶接

 現在、オーストラリア・イクシスLNGプロジェクト・陸上ガス液化プラント向け低温タンクの製作が進行中です。9%Ni鋼、低温用炭素鋼で構成されるタンクの重要部位は播磨工場で製作していますが、炭素鋼で構成される屋根に関しては、当カンパニー初となる海外調達先での製作を試みています。屋根骨継部に関しては、労務費の高いオーストラリアでの据付コスト低減のため、一般的な溶接構造ではなくボルト構造を採用しました。その反面、構成パーツの製作精度への要求は従来構造より高まりましたが、播磨工場での経験者と海外プロジェクト経験者の連携により、国内製作に劣らぬ品質を確保しています。
 今後、新興国の台頭による国際競争がより一層激化することが予想されますが、当カンパニーはさらなる品質向上に取り組み、総合エンジニアリング力を活かした国際競争力のある製品をグローバルに提供していきます。

インドネシア調達先からオーストラリア現地へ向けて出荷

インドネシア調達先からオーストラリア現地へ向けて出荷

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モーターサイクル&エンジンカンパニーの取り組み

継続的・横断的な品質保証活動

モーターサイクル&エンジンカンパニー

モーターサイクル&エンジンカンパニー
品質保証本部 管理部 品質管理課
課長 坪之内 健生(写真左奧)

 当カンパニーは川崎重工の中で唯一、直接一般消費者に商品を提供する部門です。モーターサイクル、ATV(四輪バギー車)、レクリエーション・ユーティリティー・ビークル(RUV)、多用途四輪車、パーソナルウォータークラフト「ジェットスキー」、汎用ガソリンエンジンなどの幅広い製品を生産し、世界中の市場に提供しています。中でも、Ninjaシリーズ、Zシリーズは世界中のライダーに愛され、カワサキオートバイの代名詞となっています。今年は2013年ニューモデルとしてNinja ZX-6R、Ninja 300、Ninja 250、Z800、Z250を発売し、幅広いラインアップを取りそろえて、好評をいただいています。
 お客様から信頼と満足を得られる魅力的な製品とサービスを提供しブランド力を高めていくには、豊富なラインアップだけではなく、各製品を優れた品質に作り込むことが必要です。
 開発においては、その途中段階で関係部門にて品質チェックを徹底し、社内のDR(デザインレビュー)会議では、一定の品質レベルに達しない限り次の段階に進めない仕組みにより、開発機種の品質つくりこみ(品質保証)を徹底しています。
 また、製造部門では継続的な品質改善活動を通じ、品質の維持向上に努めており、量産ラインにおいても1台1台厳しい品質検査を実施し、お客様に届ける製品の品質確保に努めています。
 さらに、品質保証活動は当社だけでなく、お取引先を含めた全体で取り組まなくてはなりません。当カンパニーの製品に使われている部品のうち、主要な部品は社内で製造していますが、その他多くの部品をお取引先から調達しています。従って、両者が協力して製品品質の維持向上に取り組むことも重要な品質保証活動の一つです。
 そして、販売後も常に市場最前線の販売拠点やお客様からの情報や要望を取り寄せ、得られた情報を製品開発や品質改善に活かしています。
 今やカンパニーの調達・生産活動は急速にグローバル化しており、これらの品質保証活動もグローバルに取り組んでいくことが求められています。日本のものづくりを支えてきた品質保証活動は、さらに高いレベルへと進化しています。

明石工場完成車検査

明石工場完成車検査

タイ工場(KMT社)完成車検査

タイ工場(KMT社)完成車検査

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船舶海洋カンパニーの取り組み

 当社発祥の事業部門である船舶海洋カンパニーは、これまでに千数百隻以上の船舶を引き渡してきました。 船づくりではお客様と触れ合う機会も多く、お互いの顔が見える関係で進めている品質向上への取り組みを紹介します。

開発・契約

開発・契約

お客様のニーズを的確に把握し、打合せを重ねながら、船舶の仕様を決定します。

船舶の建造仕様書 >

設計

設計

設計段階でもお客様と技術打合せを頻繁に行い、図面の承認を得ることでご要望を確認しながら、技術上の規格に適合した信頼のおける設計を進めます。

設計作業の様子 >

調達

調達

何百を超えるお取引先へ機器や部品を発注します。お取引先における主要な機器の出荷前検査では、お客様とともに立会い、要求仕様通りであるかを確認します。

主要な機器の出荷前検査 >

製造・検査

製造・検査

工場では鋼板加工、溶接、塗装、機器据付といった多様な工程を経て船舶が形になっていきます。 お客様からは駐在監督が派遣され、各種検査を通じて監督とともに品質を確認していきます。

高所作業車を使った船舶の溶接検査 >

海上性能試験・引き渡し

海上性能試験・引き渡し

建造の最終段階では、船舶の試運転を実際に海上で行い、性能をお客様とともに確認します。その後、工場の岸壁から船舶が世界の海へ旅立つのを見送り、引き渡しとなります。

旗を振って岸壁から見送り >

アフターサービス

アフターサービス

引き渡し後のクレーム情報を確認し、補修や部品供給などお客様への技術サポートを迅速に実施します。 ここで得られた貴重な情報は社内の関係部門にフィードバックし、品質向上に役立てます。

アフターサービスで訪問した船舶の乗組員さんたちと >

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精密機械カンパニーの取り組み

 精密機械カンパニーは、さまざまな機械のモーションコントロールを担う油圧機器、 ユニットを生産しています。なかでも油圧ショベルをはじめとする建設機械用機器においては高いシェアを誇り、 高い評価をいただいています。小型ながら高速、高圧下で使用されるこれらの製品の信頼性は、高度な設計・加工技術に加え、 各生産過程における確実な品質管理に基づくものであり、まさに設計から生産に至るまでのさまざまな技術の結晶であると言えます。
 製品の一部は、日本以外にも世界4拠点で生産されており、 グローバルに最高品質の製品をお客様に届けることを目指して、種々の活動を展開しています。

製品企画/設計

デザインレビュー

新製品は、独自のデザインレビューツールに則り、 開発の各段階で、関係部門による徹底的な検証が行われます。 また、コーポレートの研究開発部門である技術開発本部と共同で種々の要素研究を行い、成果を挙げています。

デザインレビュー >

製品評価

開発工場 性能/耐久設備

製品は評価プログラムに基づき、防音室内の30基の性能/耐久スタンド、無響室、極低温室などを有する開発工場で、さまざまな条件下で行われます。

開発工場 性能/耐久設備 >

部品調達

協力企業との品質講習会

失敗事例に学ぶ品質講習会などの活動を継続的に実施しています。協力企業も高い品質意識を有しており、一体となって活動していることが当カンパニーの強みです。

協力企業との品質講習会 >

部品加工/熱処理

コアパーツの自動検査

油圧機器の「コアパーツ」は、高度に管理された日本の工場で生産され、 自動で加工、計測、判定、記録がなされ、ヒューマンエラーを排除しています。

コアパーツの自動検査 >

組立/検査

作業支援システムを使用した組立

組立には、作業支援システムをはじめとするヒューマンエラー防止の設備を随所に取り入れており、海外生産拠点にも同じ設備を導入しています。

作業支援システムを使用した組立 >

アフターサービス

品質会議

品質問題には迅速な対応と確実な再発防止を行います。品質状況は品質会議にて常に報告/審議されており、経営陣も一体となって、部門を超えた活動を継続しています。

品質会議 >

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