
C.T ドイツ駐在
これまでのキャリア/現在の仕事
2009年⼊社時、リーマンショックの影響で、川崎重⼯の製造応援業務に約1年携わることになりました。その後は川崎重⼯の設計部で機械組⽴、サーボソフト調整等の業務に約1年半従事しました。2012年カワサキロボットサービス発⾜後、グローバルCSグループにて海外販売会社のサポート‧トレーニング、海外現地⼯事を経験しました。
ステップアップのため北関東サービスセンターに赴任して、関東エリアのお客様のサービスサポート業務を約4年経験しました。2017年度に名古屋サービスセンターにグループ⻑として赴任し、約1年間サービスサポート‧グループ⻑として後輩育成に携わりました。2018年ドイツ赴任が決まり、約6年現地スタッフへの教育‧サポートを⾏っています。また、欧州ビジネス拡⼤のためのサービス体制の構築を推進しています。
Chapter 01 プロジェクト概要
現在はドイツに赴任しており、ドイツ国内‧欧州サービス販売拡⼤、欧州サービス体制構築、欧州代理店サービスへの教育計画、欧州のお客様⼯場のサービスサポート、現地スタッフのサービスサポートスキルアップを担っています。特にサービスビジネス拡⼤のために、ドイツ国内や代理店メンバーと協⼒し、“Kawasakiにしかできないサービス”を検討しています。ドイツ国内・代理店サービスメンバーの「トレーニング」は欧州では非常に重要なファクターです。欧州企業では社員に対してのトレーニングに力を入れており、Kawasakiに入社するメンバーもさまざまなスキルアップトレーニングを求めてきます。プロフェッショナルな意識を持っているからこそ、自分のスキルの改善を積極的に行うためメンバーのトレーニングはプロジェクトの中の重要な項目となります。またドイツのメンバーが気持ちよく働ける環境作りや日本とドイツの橋渡しをする事もプロジェクトの一部です。

Chapter 02 海外赴任での苦労・課題
ドイツでは英語でコミュニケーションをとることが可能ですが、場合によっては母国語のドイツ語が必要になります。欧州全土・中東・アフリカエリアの方々とコミュニケーションをとることもあり、⾔葉の壁が海外赴任で⼀番苦労したことです。また“欧州”や“EU”という⾔葉で⼀括りにされますが、EU加盟国27か国はそれぞれ違う⽂化‧⾔語を持っているため、各国の⽂化や個々の性格を理解するというのは難しく、時には⾔い合いになる事もあり苦労しています。ただし、どの国でも共通な事は⼈と⼈との繋がりで、欧州では特にこれを⼤事にしています。⽇本だけではなくどの国でも、⼈と⼈の繋がりは⾮常に重要な事だと感じました。
また、コミュニケーションが苦手だったり、自分の意見を持っていない、意見を言えない人は非常に厳しい立場となり、人に頼られなくなる可能性もあります。こういった経験から欧州でビジネスを行っていく難しさも痛感しました。

Chapter 03 今後の抱負
今後は欧州各国にロボットを販売するためにサービスの質を向上して、お客様により良いサービスを提供していきます。欧州のビジネスにおいて”サービス”は⾮常に重要な要素ですので、欧州のビジネスを拡⼤していく上では⽋かせません。そのためにも⾃分⾃⾝のスキルアップはもちろん、ドイツサービスメンバーのスキル、対応⼒、対応スピードを向上して、欧州で1番のサービスを提供していく事を⽬標として、サービス⼀丸となって⽬標に向かって取り組んでいきます。