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OUR BUSINESS 事業内容
設計(開発・維持)分野
空力設計
- 「見えない空気」を見極める
- 航空機の安全かつ効率的な飛行のために、機体に触れる空気の流れや、機体にかかる圧力等を確認し、開発の第一段階である航空機の「基本形~イメージ~」を決定します。航空機周辺の空気の流れや圧力を可視化するCFD解析や、機体の縮尺模型にセンサーを取り付け、飛行中と同じ条件の風を当ててデータを取得する風洞試験等を行っています。
構造設計
- 「根拠ある安全」をつくる
-
空力にて決定された航空機のイメージを、具体的な形へ落とし込んでいきます。
航空機の部品形状を強度や重量等において、安全に飛行するための全ての条件を 考慮して設計します。また、設計はCATIA等の設計ツールを使ってパーツごとに行いますが、最終的に一つの機体に組み上がった際の整備性は良いか、パーツ同士が干渉しないか等も考慮する必要があり、他部門と連携を取りながら設計を進めていきます。
装備設計
- 航空機に「命」を吹き込む
- 航空機は胴体と翼だけではなく、さまざまな装置から構成されるシステムによって初めて飛ぶことができます。装備設計では、エンジン、空調、操縦、油圧、降着など、多岐にわたるシステムを航空機にあわせて構築し、航空機に「命」を吹き込むという重要な役目を担います。
電気電子設計
- 航空機の「神経」や「血管」をつなぐ
- 通信やナビゲーションをはじめとする様々な機器を、数万本のワイヤでつなぎ、信号(神経)を伝え、電力(血)を供給することで、最適かつ安全なシステムとして機能させるための設計を行っています。そして、システムが思いどおりに動作するか(作動確認)、お互いに干渉しないか(電磁波解析)、妥協することなく試験・解析を繰り返しています。
ソフトウエア設計
- 空飛ぶ「頭脳」を設計する
- 現代の航空機は、コンピュータによって動きを細かく制御しています。その中でも「ソフトウェア」は、飛行の安全や正確な操作を支える“空の頭脳”です。私たちは、航空機やそのシステムを動かすための組み込みソフトウェアの設計・製造・保守を行っています。また、航空機の機能・性能を確認する ための試験装置や、パイロットの訓練に使われるシミュレータのソフトウェアも手がけています。
IT分野
ITシステム
- 全部門の仕事をつなぐ、支える
-
航空機製造工場である岐阜工場は20世紀からITシステムを導入してきました。今、その各システムを刷新し、より有効に活用していけるようにするためDX(Digital transformation)を推進しています。
各システムのユーザも同じ工場にいるため、私たちは彼らとコミュニケーションをとりながら、設計、開発、運用、保守を幅広く行い、航空宇宙システムカンパニーのITシステムを支えています。
デジタルコンテンツ制作
- スマートに見せる、伝える
- 航空機の電子マニュアルをはじめ、搭乗員、整備員向けの教材などにXRや3Dアニメーションを用いた、リアルでスマートな電子コンテンツを制作しています。制作工程においては、DXを推進し、業務の効率化を追及しています。
製品・サービス分野
製品開発
- 航空技術をいかす
-
航空機の様々な技術を活用した製品の開発~顧客支援を実施します。
- 訓練装置:パイロットや整備員の技能の習得や習熟度の向上に使用
- 検査装置:航空機や搭載電子機器の地上における整備・点検に使用
- 試験装置:航空機の開発時に必要な各種機能試験に使用
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