WORK & PEOPLE 仕事・人を知る
INTERVIEW.08
壁にぶつかることも多いが、
周囲の手厚い指導を受けながら
成長を実感できるのがいい。
構造設計
T.K 2024年入社
中学時代から憧れていた
航空機の設計エンジニアへ
KGEを知ったきっかけは、大学の進路の授業でした。就職活動に向けての心構えや面接対応を教えてもらうもので、自分が所属する学科から毎年のようにKGEに入社する先輩がいることを知り、当社に興味を持ちました。入社の決め手は、中学生の時から抱いてきた「航空機の設計エンジニアになる」という夢を叶えることができると思ったから。出身学校の先輩が多く活躍している点も大きな安心材料になりました。
入社前は、会社説明会などを通じて「エンジニア集団」という印象を持っていましたが、いざ入社してみると単なるエンジニア集団ではなく、個々人が高い専門性と責任感を持ったプロフェッショナルなエンジニア集団であることを実感しました。ただ、堅苦しい雰囲気は一切なく、気さくで面白い上司や先輩に囲まれながら仕事をしています。
仕事を通じて
毎日のように
新たな発見や学びがある
現在は、防衛省向けのCH-47/OH-1および民間向けのBK117のローター系統の維持設計業務を担当しています。具体的には、社内外での機体運用において発生する不具合の処置、修理方法の検討、改善設計、マニュアルの改正、不具合解析などを行っています。
まだ入社2年目ということもあり、毎日のように分からないことにぶち当たります。大変な思いをすることもありますが、これは裏を返せば、毎日新しい発見や学びがあるということ。この仕事の面白いところでもあると感じています。わからないことにぶち当たるのは「プロフェッショナルなエンジニアになるための試練だ」と捉えるようにしており、新しい発見や学びを得ることで「自分の力が着実についてきている」と実感できることが仕事のやりがいにも繋がっています。
苦労の末に成長を実感できた不具合の解析業務
まだまだ経験が浅くすべての業務が大変なのですが、特に大変だったのはCH-47の不具合解析業務でした。IRAN(定期修理:自動車の車検みたいなもの)で発生したサビなどの不具合を全てピックアップし、不具合発生率や過去5年間で同様の不具合が増加傾向にあるかなどをひとつずつの部品に対して分析し、必要に応じて対策を検討しました。自分が担当するローター部分の構造や各部品の役割をほぼすべて理解しなければいけなかったので本当に苦労しましたね。
この業務に携わっていた時には、分からないことは抱え込みすぎず、指導員の上司に質問しながら解決するように心がけていました。構造や各部品の役割についても、図面や各マニュアルを一つ一つ開きながら自身の知識として蓄えるように努めました。また、不具合の程度や修理方法、図面だけでは理解しきれなかった構造を見るために、現場に行って作業員の方に聞き取りをしたり、現物を見せてもらったりしながら、なんとか業務をやり切ることができました。これを乗り越えたことでまた一つ成長できたと思いますね。
One Day Schedule 1日のスケジュール
- 08:00
出社
・課内朝礼
・メールチェック/タスク確認 - 08:30
チームミーティング
・川崎重工業(株)と週に一回の定例ミーティング
・先週の成果と今週の作業予定を共有 - 09:00
技術検討
・図面やマニュアルの調査
・必要に応じて要求元と業務調整 現品確認のアポどり - 12:00
昼休憩
・社員食堂で同期とお昼ご飯
・会社補助あり
- 13:00
現品/実機確認
・不具合品の確認のために現場へ
・部品単体を見に行くこともあれば機体を見に行くことも - 15:00
追加調査/レポート作成
・確認してきた内容を整理して追加調査
・調査・検討した内容をまとめる - 18:00
退社
・平均18時ごろに退社
- 18:30
・帰宅(独身寮)
・自由時間(自炊/動画視聴/読書)
PRIVATE OFFの過ごし方
帰宅後は基本的に自炊しているので晩御飯を作り、その後は自分の時間を過ごしながら、次の日に備えて早めに就寝します。休日は、ドライブやレース観戦、写真などの趣味を楽しんでいます。各務原は山と海の中間に位置しているので、気分に合わせてさまざまな場所へドライブに出かけられるのが魅力です。
レースのシーズンには鈴鹿サーキットに足を運び、“推し”を応援しています。ドライブ先で愛車を撮ったり、サーキットを走るマシンを撮影したりしながらリフレッシュしています。