川重岐阜エンジニアリング株式会社

INTERVIEW.04

シミュレータのシステムを設計。
製品の操作性を体験したお客様からの
「ありがとう」が仕事の励みに。

ソフトウェア設計

H.K 2014年入社

H.Kさん
H.Kさん

高専時代の恩師の勧めで
母校の先輩がいるKGEへ

私は地元岐阜県の企業で働きたいと考えており、岐阜高専時代の先生にKGEを勧められたことが入社のきっかけになりました。とにかく大きなものを見るのが大好きで、就職先を選ぶ際にも「スケールの大きいモノづくりがしたい」と考え、「それなら航空機だ!」と思ってKGEを選びました。先生からKGEを勧められた際、出身校の先輩方が活躍されている話を聞き、「自分も先輩方のように働いてみたい」と強く思いました。また、学校の紹介で工場見学に訪れた時には、はじめて見る巨大な航空機に圧倒されましたね。
私が現在担当している訓練装置の開発はスケールが大きく、自分が望んでいたモノづくりができているのでとても満足しています! また、職場の方は気楽に話せる方が多く、毎日楽しく働いています。

シミュレータの
センサシステムの設計などを担当

私は現在、日本の海上をパトロールするP-1固定翼哨戒機の訓練装置(シミュレータ)の開発・維持を行っています。このシミュレータは、P-1固定翼哨戒機に搭乗する海上自衛隊の方が、任務を遂行するための技能の習得やその技能の習熟度を向上させるための訓練装置です。飛行以外にもいろいろな模擬を行うことができます。私は主に海上を監視するために用いるセンサシステムを担当しており、実機に近い模擬をするために仕様を検討したり、システムの設計を行ったりしています。
仕事のやりがいを感じるのは、お客様に製品を実際に操作いただき、直接コメントをいただける機会が多くあること。「良いものができているね。ありがとう」と言われると、とても嬉しいですし、次の仕事にも力が入ります。

H.Kさん

上司からの的確なアドバイスに助けられた

シミュレータを開発するうえでは、定量的・定性的に表すことのできない操作感や画像の見え方を調整するのが特に難しく、大変な部分だと感じています。何回もお客様に操作いただき、画像を確認していただくことで、微調整を行いながら実機の感覚に近づけていきます。
なかでも印象に残っているのが、訓練装置の初号機開発ですね。まだ入社2~3年目の頃でしたが、チームのリーダーという役割を任されました。スケジュールの立て方、進捗を確認するうえでの注意点など、初めはわからないことだらけで不安でしたね。しかし、上司に相談するといつも的確なアドバイスをくださり、分からないことも丁寧に教えていただきました。そのおかげで無事に試験を完遂し、製品を納入することができました。

より実機に近い模擬ができる訓練装置を目指す

今後の目標は、社内だけでなく、社外からも信頼されるようなエンジニアになることです。幅広い知識やスキルを身に付け、これまで経験を重ねてきたソフトウェアだけでなく、ハードウェアの観点でも的確な判断やアドバイスができるよう成長していきたいと思います。また、お客様に満足していただけるよう、できるかぎり要望に応え、実機に近い模擬を実現した訓練装置を製造していきたいです。
当社では、シミュレータだけでなく、航空機や人工衛星に搭載する機器向けのソフトウェアの開発・維持も手掛けています。実機やシミュレータなどの大きなプロジェクトに関わることができ、自分のアイデアや得意分野を活かしながら業務に取り組めるのが魅力だと思いますね。

H.Kさん

One Day Schedule 1日のスケジュール

  • 08:00

    出社

    ・朝礼での情報共有
    ・メールチェック、一日のスケジュール確認

  • 08:30

    進捗確認

    ・チームのメンバーと進捗確認
    (試験業務や不具合対応の作業状況を確認)

  • 09:00

    シミュレータの試験

    ・試験方案に従いシミュレータの作動確認を実施

  • 12:00

    昼休み

    ・食堂で昼食
    ・読書

  • 13:00

    シミュレータの試験

    ・午前に引き続き、シミュレータの作動確認を実施

  • 15:00

    試験結果のまとめ、不具合状況の確認

    ・試験結果をまとめ、不具合状況を整理

  • 17:00

    デバッグ、処置方法の検討、修正依頼

    ・不具合の原因を調査
    ・処置方法を検討し、業者に修正を依頼

  • 20:00

    退社

    ・平均20時頃に退社
    (週1回の定時退社日は17時頃)

  • 20:15

    帰宅

    ・ドラマ観賞
    ・読書

PRIVATE OFFの過ごし方

仕事を終えた後は、自宅で話題の小説を読んだり、テレビドラマを鑑賞したりしてゆっくり過ごしています。また、休日は好きなバンドのライブに行ったり、最近購入したクラシカルなデザインの一眼レフカメラを持って写真を撮りに出かけたりすることが多いです。
当社は有給休暇が取りやすいですし、男性の育休取得者も増えています。ワークライフバランスを大切にしたい方にも良い会社だと思いますね。

プライベート
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