WORK & PEOPLE 仕事・人を知る
INTERVIEW.03
新たな技術を習得しながら
ロボットを活用した
自働化設備の開発に挑戦。
製品開発(電気電子設計)
M.K 2011年入社
航空機ができる過程を
間近で見られる環境に惹かれた
私は岐阜市出身で川崎重工業(株)の工場があることは知っていましたが、KGEの存在については正直知りませんでした。就職活動の際、川崎重工業(株)のHPを見ていたらKGEを偶然発見し、「こんな会社が岐阜にあるんだ!」と驚きました。地元で働きながら航空機関連の仕事に関われる点に大きな魅力を感じましたね。
就職活動では、“業界にこだわらずものづくりに関わる仕事がしたい”という想いを軸に、さまざまな業界を検討していました。自動車や家電、ソフトウェアなど多くの業界がある中で、最終的に惹かれたのが“航空機”というスケールの大きなものづくりでした。KGEでは航空機ができあがる過程を間近で見ることができる点に大きな魅力を感じ、入社を決めました。
KGEのアットホームな雰囲気は、入社してみて改めて大きな魅力だと感じています。知識や経験の豊富な先輩方が常に身近にいて、困ったことや不安があれば気軽に相談できる環境があります。社員同士が互いに自然とサポートし合う文化が根付いていて、その安心感の中で自分らしく働くことができるのが良さだと思います。
シミュレータをはじめ
航空機の周辺装置の開発を担当
パイロット向けのフライトシミュレータや整備器材、生産・試験設備など、航空機関連の周辺装置の設計・開発に携わっています。最近はロボットによる自動化設備も担当しており、ハード・ソフト両面の知識が必要なため、日々新しいことを学びながら業務に取り組んでいます。スケールの大きなものづくりに多角的に関われるところにやりがいを感じますね。
面白さと大変さの両方に通じるのが、常に新しい技術を身につけなければならない点です。より良い製品を作るためには、新しい知識や技術の習得が欠かせません。自分で調べて学ぶ難しさもありますが、それを扱えるようになった時は達成感があり、面白さを感じる瞬間でもあります。
ロボットを活用した製造工程の自動化に取り組む
まさに現在関わっている案件が、最も大変なプロジェクトだと感じています。あまり経験のないロボットを使った自動化設備の開発に挑戦しており、リーダーという立場で責任感やプレッシャーに押しつぶされそうな瞬間もありますが、“より良い装置をつくる”という目標に向かって日々奮闘を続けています。最初は分からないことだらけで、自分の判断に自信が持てないこともありました。しかし、装置を使用されるお客様や周囲のメンバーと密なコミュニケーションを心がけながら、小さな成功体験を積み重ねていくことで、少しずつ突破口が見えてきました。優先度の整理や情報共有を行うことで、皆で同じ方向を向いて前進していると思います。
そのほかでは、ブルーインパルスを整備するための装置を担当し、クリスマス当日にトラブルで現場に呼び出されたことも印象深いですね。幸いトラブルは無事に解決できましたが、今でもクリスマスが近づくとソワソワします(笑)。ただ、その出来事を通して装置が止まると『整備が終わらない=機体が飛べない』という自身の仕事の責任の重さを痛感しました。
One Day Schedule 1日のスケジュール
- 07:30
出社・メール確認・今日の業務の整理
・通常8時が始業時間ですが、フレックスタイム制度により朝の時間を有効活用しています
- 08:00
設計・資料作成
・午前中に集中して取り組む作業を行うことを意識しています
- 11:00
レビュー
・資料やプログラムなどのレビューを行い、参加者から意見をもらいます
- 12:00
昼休み
・食堂で昼ご飯を食べた後、同期と一緒に談話しリフレッシュしています
- 13:00
昼礼
・チームの進捗確認や情報共有を行います
- 13:15
レビューのフィードバック
・レビューでの指摘事項をフィードバックします
- 15:00
打合せ
・お客様と仕様調整を行ったり、取引業者と製造についての打合せを行ったりします
- 19:00
退社
・忙しいときは残業もあります
・週1回は必ず定時で退社します - 20:00
帰宅
・夕食をとり、TVを見ながらリラックスします
PRIVATE OFFの過ごし方
退社後や休日は、できる限り子どもとの時間を大切にするようにしています。一緒に遊んだり、ちょっとしたお出掛けをしたり……。子どもの笑顔が忙しい日々の中での何よりの癒しです。
まだまだ手がかかる時期でもありますが、成長をそばで見守ることができるのは本当に幸せだと感じます。何気ない家族との時間が、仕事を頑張るための原動力にもなっています。