WORK & PEOPLE 仕事・人を知る
INTERVIEW.02
新人訓練に欠かせない
シミュレータを設計開発し
海の安全に貢献する。
電気電子設計
K.M 2021年入社
研究室の先輩がKGEを紹介してくれたのがきっかけ
私がKGEを知ったのは大学の学部3年生の時のこと。自分が所属する研究室のOBの方が、懇談会を兼ねてKGEの会社紹介をしてくれたのがきっかけでした。地元の岐阜県に航空機や関連部品の設計・開発を行う会社があることを初めて知り、KGEに興味を持ちました。入社の決め手になったのは、福利厚生が充実しており、仕事と休日をしっかり分けてメリハリのある生活ができる点に魅力を感じたから。KGEで働く研究室の先輩から、普段の仕事ぶりを直接聞いたことで「自分もこんな職場で活躍したい」と思うようになりました。
実際に入社してみると、大学時代に培った電磁波工学の知識だけでなく、航空機業界独自の知識やノウハウが必要となる部分が多く、特に構造設計の分野では基礎となる一般知識から学ぶことになりました。今でも苦戦することは多いですが、新たな知識を吸収しながら自分の成長を実感できるのがいいですね。
新人パイロット向けの
シミュレータを開発
現在は、海上自衛隊が運用するP-1固定翼哨戒機を模擬したシミュレータの設計開発業務に携わっています。新人パイロットがいきなり実機を操作するのは危険が伴うことから、操縦の模擬体験を行うために使われるものになります。川崎重工業(株)からの指示に基づいて、シミュレータに搭載する装置の設計検討や、その検討結果を基にした図面の作成などを行っています。また、組立開始後の問い合わせなどにも対応しています。
私が設計・検討を行った装置は、そのまま図面通りに製造されるため、製造段階に入った際に自分が図面化した装置がカタチになる様を目の当たりにできるのが何よりの醍醐味ですね。モノづくりの面白さや達成感を味わえるのが大きなやりがいにつながっています。
装置を取り付けるための膨大な図面作成に苦慮
これまでを振り返って特に大変だったのだが、装置の据え付けといった納入先に直接関係する図面の作成業務です。図面のボリュームが非常に大きく、完成までにかなりの時間を要しました。また、自分が担当した図面の設計結果が、別の担当者が並行して作成する他の図面や技術資料に影響するため、担当図面だけでなく他の図面との整合性も考慮しながら検討や図面作成を進めなくてはならず、作成過程で配慮すべき点が多かったのも難しいところでした。
ただ、担当者と何度も調整し、課内でもレビューを繰り返しすることで図面化し、さらに設計担当だけでなく生産技術部門とも調整を重ね、何とか無事に図面を完成させることができました。この時にはこれまでにない大きな達成感を味わえましたね。
One Day Schedule 1日のスケジュール
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07:45
出社
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08:00
始業
・朝礼(朝ミーティング) 今日の作業についてチーム内へ情報展開
・メール確認 -
08:20
設計検討または図面作成
・2DCADツールを用いて製図
・求められたアウトプットに従い、カタログ収集や設計検討用の資料を作成 -
12:00
昼休憩
・食堂利用
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13:00
業務再開
・図面作成業務を再開
・時々定例会議あり -
18:00
退社
・週一回の定時退社制度あり
・定時は17:00 -
18:30
退社
・テレビ・アニメ鑑賞
・車で軽くドライブすることもある -
23:30
就寝
PRIVATE OFFの過ごし方
最近は、自家用車で旅行に行くことが多いです。これまで遠出した場所の中で印象に残っているのは、千葉県の「海ほたるPA」ですね。東京湾上に位置し船を模した外観が特徴で、車で訪れたにもかかわらず、まるで遊覧船で旅行しているような気分が味わえました。
海鮮料理も充実していますし、フォトスポットも多く、グルメと観光の両方を楽しめる場所として特におすすめですよ!