川重岐阜エンジニアリング株式会社

INTERVIEW.10

全ての工程に携わることで
モノづくりの楽しさを
存分に味わえる仕事。

製品開発(電気電子設計)

S.K 2012年入社

S.Kさん
S.Kさん

ハード・ソフト両方の経験を
活かしたいとKGEへ

私がKGEに入社したのは転職エージェントからの紹介がきっかけでした。新卒で入社したソフトウエア会社では、さまざまなジャンルのソフトウェアの設計開発を3年ほど経験。その後、空調メーカーに転職して組込みソフトウェアの設計・製造に5年ほど携わり、さらにプリント基板の自動出荷検査治具の設計を担当しました。
妻の実家がある岐阜の企業を中心に転職先を探すなかでKGEを選んだのは、たくさんの製品種別があり、これまで培ってきたソフトウェアおよびハードウェアの知識を幅広く活かせると考えたのが一番の理由でした。入社後は、キャリア入社だからといって区別されることも一切なく、誰もが分け隔てなく接してくれたところが非常にありがたかったです。

試験装置や治工具など、
幅広い製品を一から設計・製造

私が所属する製品開発部は、航空機そのものではなく、試験装置や機材、治工具など多岐にわたる製品を手掛けています。その中でも私は、電子システム課の課長として、電子システム課のメンバーが働きやすい環境を整えることが責務と考えています。受注案件の実行計画、進捗管理およびリソース配分を行うとともに、各チームのリーダーと一緒に若手の育成・指導などを行っています。
この仕事に携わるうえでの一番の醍醐味は、おおまかな顧客要求から設計、製造、検査まで全てのフェーズに関わり、モノづくりの全工程を自ら手掛けられるところです。出来上がった製品が運用されるところまで目にできるのが面白い点だと思います。また、仕様やコストなどの一定の条件を満たせば、設計にかなり自由度があり、自分が得意な方法で設計し、製品化できる点も魅力だと感じています。同じ製品に携わるケースは少なく、さまざまな製品を形にしていけるのが楽しいです。

S.Kさん

シミュレータの設計では意思疎通の難しさを痛感

これまでの業務で特に印象深いのは、C-2輸送機のフライトシミュレータの設計・製造に携わったことですね。私にとって初めての大型案件であり、不慣れなこともあって設計・製造の各工程が大幅に遅れてしまったのです。また、当時は少なかった機械システム課との共同案件であり、互いの意思疎通を取ることにも苦労しました。当時の上司や機械システム課のリーダーとうまく調整を図るように努め、さらに製造業者の方々からも協力を得ることで、何とか納期通りにプロジェクトを完遂させることができました。
現在は機械システム課と同じフロアで勤務するようになり、以前のような部署間の垣根もなくなりました。円滑なコミュニケーションが取りやすい環境になったと感じています。

幅広い工程に携わる面白さを若手にもっと伝えたい

今後は電子システム課を牽引する立場として、設計、製造、検査に至るまで、全てのフェーズに関わることができることの喜びをもっと伝えていきたいです。この仕事に携わる面白さや楽しさを、若手の技術者たちに共有していければと思います。
私の経験からすると、大企業では技術者であっても調整や資料作成に多くの時間を取られ、設計業務に掛けられる時間が少なくなっていると感じます。一方で、小さな会社では、福利厚生などが充実しておらず、安心して働ける環境が十分に整っていないケースも考えられます。その点KGEではしっかりと設計業務に時間を掛けられ、川崎重工業(株)と同等の福利厚生が整っている。技術者としてのやりがいを感じつつ、安心して働けるのが大きな魅力だと思いますね。

S.Kさん

One Day Schedule 1日のスケジュール

  • 07:30

    出社

    ・メール確認
    ・本日の課内メンバー及び自分の予定確認

  • 08:00

    設計検討

    ・見積書の点検及び設計アウトプットの承認
    ・必要に応じてアウトプット内容の詳細をヒアリング
    ・予算管理

  • 12:00

    昼休み

    ・お弁当

  • 13:00

    昼礼

    ・伝達事項の課内共有
    ・グループごとの進捗確認

  • 13:15

    設計管理業務

    ・見積書の点検及び設計アウトプットの承認
    ・必要に応じてアウトプット内容の詳細をヒアリング
    ・予算管理

  • 17:30

    一日の振り返り及び次の日の準備

    ・翌日の課内メンバー及び自分の予定確認

  • 18:00

    退社

    ・なるべく早く退社できるように心がけています

  • 19:00

    退社

    ・子供の習い事の送迎
    ・落ち着いたら晩酌

PRIVATE OFFの過ごし方

平日は、子どもの習い事の送迎が終わり次第、自宅で晩酌を楽しみながらリラックスしています。一方で休日は、家族の都合に合わせて運転手をしていることが多いかもしれません。
家族の用事などがない時は、趣味の釣りをするために越前の方まで出掛けたり、近所を散歩したりしています。

プライベート
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