川重岐阜エンジニアリング株式会社

INTERVIEW.01

機器の選定や配線などを
自分なりに考えていける。
裁量が大きいから仕事が面白い。

電気電子設計

J.M 2011年入社

J.Mさん
J.Mさん

電気電子の知識を活かせると知り、航空機に興味を持つ

私は学校で開催された合同企業説明会でKGEと出会いました。学生時代には電気電子工学を専門にしており、航空機にはあまり関係がないと勝手に思い込んでいたのですが、これまで学んできた技術がさまざまな部分に使われていると知りました。当初は鉄道業界なども視野に入れていましたが、航空機の業界で活躍するのも面白そうだと思って入社を決めました。
実際に入社してみると、電気・電子機器の取り付けに関する設計作業はイメージ通りでした。ただ、その一方で、製造の技術部門の方や他の設計部署の方との調整を行う機会が多く、想像以上にコミュニケーションが必要となる点にはギャップを感じましたね。最初のうちは大変でしたが、仕事に慣れていくうちに問題なく業務を進められるようになりました。

追加の装備品を取り付ける際の
設計業務を担当

現在、私が担当しているのは、回転翼機に搭載する電気・電子機器の取り付け設計や図面作成です。追加装備を取り付けるための業務で、イメージとしては「カーナビが標準装備されていない車に後付けする作業」に近いかもしれません。そのほかにも、取り付け後の試験手順の作成や、同じ業務を担当する若手メンバーへの指導・育成などを担当。新しく配属された社員が多いため、チームの成長を支える役割も担っています。
この仕事の魅力は、新しい電子機器のカタログを見ながら「どのように機体に組み込み、配線を設計するか」を自分で考えられること。カタログを手掛かりに、取り付け方法を検討し、図面に落とし込んでいく過程に大きなやりがいを感じています。

J.Mさん

不具合の原因を特定できた時の安堵と達成感

私たちの部署では、担当する機体に不具合が発生した際の対応を行いますが、なかには原因がすぐに特定されないケースもあります。機体には事前にエラーを検出するシステムが組み込まれており、エラーが出ると飛行することができない仕組みになっています。しかし、お客様への納入時期は決まっているため、できるだけ早く不具合の原因を見つけ出し、解決しなければなりません。
ある不具合が発生した時には、その原因を突き止めるために計測を行うための手順書を作成し、整備現場に何度も足を運んで計測値を一つひとつ確認していきました。地道な作業を積み重ねた結果、ようやく不具合の箇所を特定できたときには、ホッとしたのと同時に大きな達成感を得ることができました。

若手エンジニアに仕事の面白さを伝えていきたい

最近では、業務量の増加に伴い若手エンジニアの人数が増え、後輩の指導や育成を担当する機会も多くなってきました。これからは、単に作業の手順を教えるだけでなく、その仕事の目的や背景を分かりやすく伝え、モノづくりの面白さを感じてもらえるようにしていきたいと考えています。
KGEの魅力は、航空機が身近にある環境で、多様な業務に携われるチャンスがあることです。配属先によって携わる内容は変わりますが、どの部署でも航空機に関わるやりがいを感じられます。また、入社前は設計業務に対して「一人で黙々と取り組む仕事」という印象を持っていましたが、実際には他部署との調整や打ち合わせが多く、想像以上にコミュニケーションを取る機会があります。一人で集中して設計に取り組むだけでなく、人との関わりも大切にしながら働きたい方にはとても向いている会社だと思います。

J.Mさん

One Day Schedule 1日のスケジュール

  • 08:00

    出社

    ・チーム内の朝礼での情報共有。各自、本日の作業と状況を報告
    ・コーヒーを入れて、1日の予定を確認

  • 08:30

    設計検討

    ・新しい機器の設計検討

  • 10:00

    ミーティング

    ・全体のミーティングに出席
    ・チームの作業進捗を説明し、情報交換

  • 12:00

    昼休み

    ・お弁当か食堂

  • 13:00

    図面点検

    ・チーム内の図面を点検
    ・合わせて教育も行う

  • 16:00

    製造部署からの質問対応

    ・製造部門からのメール質問の対応
    ・設計の考え方を説明

  • 19:30

    退社

    ・今は忙しいため平均19時半に退社
    ・週一回の定時退社があります

  • 20:00

    帰宅

    ・この時間から晩御飯を食べる
    ・おなか周りがふくらんでいくため運動しなくては

PRIVATE OFFの過ごし方

平日の夜は、好きなYouTubeチャンネルを見ながらリラックスして過ごしています。
また、最近は鉄道に興味を持つようになり、休日に列車で旅に出ることが増えました。
いわゆる「乗り鉄」ですね。
職場に鉄道好きの人がいて、話をするうちに自分も少しずつハマりました。
今では地元で頑張っている名古屋鉄道を応援しています。

プライベート
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