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生産現場の自動化に貢献する産業用ロボットのオフライン教示支援ソフトウェア「KCONG」の販売を開始

2003年11月18日

 

川崎重工は、3次元CADシステム上で産業用ロボットの教示作業を簡単に行えるソフトウェア「KCONG(ケイコング)」の販売を開始します。「KCONG」は、溶接・切断・仕上げ・塗装など各種ロボット作業をパターン化し保存することにより、産業用ロボットの教示作業を簡略化し、生産現場の効率化に貢献します。なお、本ソフトウェアの販売は当社関連会社である川重テクノサービス株式会社が実施します。

従来、産業用ロボットの教示作業は、生産ライン上のロボットを用いて行う「オンライン教示」が主流でしたが、現在ではコンピュータ上で教示作業を行う「オフライン教示」のニーズが高まっています。しかし、オフライン教示は生産効率に優れる一方で、熟練したオペレータによる教示作業が必要で、製造製品変更の都度、教示を行わなければならない受注型製品や熟練工による手作業を伴う複雑な工程では、オペレータの負担が大きく導入が困難でした。

今回販売を開始する「KCONG」は、3次元CADシステムの設計情報を直接利用してロボット動作プログラムを作成するソフトウェアです。オペレータによる教示作業が不要なことから、受注型製品や複雑な工程での生産合理化に非常に有効に活用できます。

当社は、2000年からロボットNCデータ作成システム「KCONG」を用いたティーチレスロボットシステムを販売しています。今回、全面的に刷新し、ロボットオフライン教示支援ソフトウェアとして「KCONG」の単体販売を開始することで、新規に産業用ロボットを導入するユーザーに加え、すでに産業用ロボットを導入しているユーザーでも溶接や切断など各加工分野に適用することができ、オフライン教示作業環境を既存の生産ラインで構築することが可能になります。

「KCONG」の特長は、以下のとおりです。

(1) 3次元CADの各種フォーマットに対応
  (2)   3次元CADからの設計情報をもとに自動的にロボットの作業姿勢・経路を決定、コンピュータシミュレーションを用いたロボットの干渉チェックにより、教示作業の簡略化を実現
  (3)   3次元CAD「SolidWorks」上で動作し、設計と製造を直結するCAD/CAMシステムを実現
  (4)   ユーザー自身で自由にロボットの作業パターンを作成・保存することで、作業ノウハウを蓄積・再利用でき、教示作業の簡略化が可能
  (5)   溶接・切断・仕上げ・塗装など、さまざまな工程に適用可能


当社は、深刻化する熟練工不足や作業環境の改善要求を背景に、製造現場での自動化とユーザーがより使いやすいロボットシステムに対する需要が高まっていく中で、ロボットオフライン教示支援ソフトウェア「KCONG」の販売を積極的に展開していきます。

なお、「KCONG」は、2003年11月19日から国際展示場(東京ビッグサイト)で開催される「2003国際ロボット展」に出展予定です。

※「KCONG」: Kawasaki Common Offline NC-data Generator

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