カワサキ初のスクーター「エプシロン250」と「エプシロン150」を新発売

2002年01月22日


エプシロン250 エプシロン150

川崎重工は、初のスクーター「エプシロン250」と「エプシロン150」を、3月1日より全国一斉に新発売します。
今回発売する「エプシロン」(注)シリーズは、スズキ株式会社の生産・販売する「スカイウェイブ250 タイプS」および「アヴェニス150」をベースとしたOEM製品です。

「エプシロン250」は、高い実用性とスポーティーな走行性能を兼ね備え、ショートスクリーン、バーハンドル、リヤスポイラーなどのスタイリッシュな装備を採用したスクーターです。
「エプシロン150」は、コンパクトな車体に大径タイヤ(前・後とも12インチ)とアルミキャストホイールを搭載し、高い走行安定性と快適な乗り心地を両立させた、質感とスポーティー感あふれるスクーターです。


※ メーカー希望小売価格には、消費税、諸経費等を含まず。価格は参考価格です。
(沖縄地区は10,000円高)

また、川崎重工は二輪車事業のグローバルな展開をより一層推進するため、スズキ株式会社より「DR-Z125」のOEM供給を受け、海外市場にオフロードバイク「KLX125」を本年6月以降に投入する予定です。

(注)エプシロン:ギリシャ語アルファベットの文字"E"(Epsilon)。

<主な特長>

「エプシロン250」
□エンジン関係
水冷4ストローク単気筒SOHC4バルブエンジン(249cm3)は、1軸バランサーの採用による低振動化、ならびに実用域での扱い易さと優れた高速走行性能を実現しています。
Vベルト無段変速機を装備し、軽快かつ滑らかな走行を実現しています。

□車体関係
フレームには頑丈な高剛性パイプフレームを採用し、堅牢な足回りとの組み合わせにより、高い運動性と同時に優れた安定感も実現しています。
695mmの低シート高によりゆとりのある足つき性を実現しており、後部座席用のステップボードも足をのせやすい、ゆとりのあるレイアウトを採用しています。
前後輪のディスクブレーキには、的確な制動配分によって前後のバランスよい制動力を発生するコンビネーションブレーキを装備しています。

□装備関係
シートはホールド感の高いバケットタイプを採用。バックレストはアジャスタブル機構によって、前後5段階にスライド(最大調整巾:50mm)させることが可能です。
ショートスクリーン、バーハンドル、リヤスポイラーなど、スタイリッシュな外観部品を装備しています。
直方体形状の大容量を実現したシート下のトランクには、フルフェースヘルメット2個を収納できます。

「エプシロン150」
□エンジン関係
水冷4ストローク単気筒SOHC4バルブエンジン(152cm3)は、低速から高速までよどみなく伸びるエンジン特性を実現しています。
Vベルト無段変速機を装備し、軽快かつ滑らかな走行を実現しています。

□車体関係
コンパクトで扱いやすいサイズのボディに、大径タイヤ(前・後とも12インチ)とアルミキャストホイールを搭載し、高い走行安定性と快適な乗り心地を両立させています。
フロントサスペンションにはテレスコピック式フォーク、前輪には油圧ディスクブレーキを採用するなど、安定感が高く快適な乗り心地を実現しています。

□装備関係
シート下に大容量(24リットル)の収納スペースを設定。手帳などの収納に便利な小物ポケットもスペース内に設置しています。