新型コーンクラッシャ「REXEコーン」を発売(アーステクニカ)

2011年11月28日

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川崎重工グループのアーステクニカは、新型コーンクラッシャ「REXE(レグゼ)コーン」を、12月1日より発売します。

今回発売する「REXEコーン」は、コンクリート用骨材等の製造過程において、一次破砕機で砕かれた岩石を5~20mmの粒度に粉砕する旋動式の二次破砕機です。「REXEコーン」は、業界トップクラスの破砕能力や消耗部品の削減・長寿命化を実現することにより、生産性の向上とランニングコストの低減に貢献します。

当社の「REXEコーン」は、「RXC150」、「RXC220」、「RXC270」の3機種をラインナップとして有しており、ユーザーが求める破砕能力や性能に対して最適な機種選択が可能です。

 

□「REXEコーン」の主な特長

高い破砕能力
破砕室の角度を立て、重力を効果的に利用することにより、過粉砕を防ぎつつ、従来型と比べて、処理能力の15~20%向上を実現しました。
消耗部品の削減・長寿命化
破砕室を構成する歯板(マントル・コーンケーブ)の耐久性を高めることで、最も交換頻度が高い破砕室の長寿命化を図っています。また、マントルを回転軸に固定するヘッドナット(締付金具)の配置の見直しなどにより、消耗部品を削減しました。
制御盤の利便性や操作性の向上
中央制御操作室側のタッチパネル型表示装置と本体側の押しボタンスイッチの併用により、タッチパネル型表示装置の故 障時も本体側の押しボタンスイッチで歯板交換等、必要最低限の作業を可能としました。また、タッチパネル型表示装置において、従来煩雑な操作を必要として いた作業を、ワンタッチに集約することにより、操作性を向上させています。

 

□「REXEコーン」の仕様

 
電動機出力
処理能力
RXC150
最大150 kW
60~255 t/h
RXC220
最大220 kW
90~415 t/h
RXC270
最大270 kW
150~595 t/h