部品加工後、次工程の処理前に脱脂洗浄が必要な場合に使用する装置です。
洗浄方法は、浸漬洗浄型と蒸気洗浄型に大別されます。いずれも薬液を使用するため、耐薬品性を考慮した設計が不可欠です。当社は、各種薬液に応じた高い耐久性のある装置設計のノウハウを有しています。
さらに、能率的な洗浄工程構築のためには、部品の搬送方法も重要な要素です。当社は、洗浄機能のみならず、生産工程における処理部品の流れを考慮した搬送機能を含むトータルシステムをご提案することができます。
一般産業用から厳しい工程管理が要求される航空機用部品まで、幅広い洗浄要求にお応えします。

当社が得意とする検査装置として、非破壊検査の一つである蛍光浸透探傷検査装置があります。 この検査装置は、製品表面に微細な傷がある場合、蛍光剤がその傷に浸透し、傷を浮かび上がらせる現象を利用し傷を発見する装置です。この検査は複数の工程に細分化されており、各工程に専用の装置が必要です。
当社は、これらの装置をライン化し、製品投入工程から検査工程の一連の装置及び製品に合わせた搬送システムを含めたトータルシステムをご提案することができます。
一般産業用から厳しい品質が要求される航空機部品検査用まで、幅広い検査要求にお応えします。

当社は、幅広い産業用機械の提供実績と設計ノウハウを有しています。代表的なものには次のようなものがあります。
●　専用大型搬送装置
●　各種加工設備
●　生産性向上のための自動化設備
お客様の課題解決を、初期計画段階の構想検討から設備の据付および立ち上げまで、トータルにサポートいたします。

当社は、主に川崎重工のガスタービンおよび航空機用トランスミッションの製品出荷試験を行う試運転設備や、研究開発を目的とした運転設備の設計・製作の実績を積んでいます。
運転データの自動計測システムや、長期間を要する耐久試験の無人運転システムなどにも豊富な経験があり、自衛隊殿が保有するエンジン運転設備の納入およびその後のメンテナンスにも生かされています。

監視装置は、ガスタービン発電プラントの運転状況を遠隔モニターするためのものです。運転状況のデータ、故障発生に関するデータを自動収集し、インターネットなどを通じて離れた場所に伝送する一連の機能を含んでいます。
当社は、川崎重工が提供しているガスタービン発電プラント監視装置のシステム設計・製作およびメンテナンスを行っています。

おもに、ガスタービンの部品製造や組み立て・運転に必要不可欠な各種治具の設計・製作・修理を承っています。
次のような治具を中心に、年間500点以上を取り扱っています。
●　機械加工用保持具
●　非破壊検査や表面処理などの特殊工程用保持具
●　高速回転体のバランシング用治具
●　吊り具
●　台車
特に、複雑な曲面で構成されるガスタービンのブレード類の保持具については、三次元CADを用いて機械設計を展開するだけでなく、加工や検査の自動化を実現させるノウハウを保有しています。その他、治具の修理や改修についても多数取り扱っています。