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川崎車輌時代1928年(昭和3年)~1968年(昭和43年)

1958年(昭和33年) 「ビジネス特急こだま」8両編成を国鉄に納入

昭和33年(1958年)9月に、わが国初の長距離電車列車となったビジネス特急「こだま」号第1号編成を製造した。昭和31年11月に東海道本線の電化が実現し、「つばめ」号、「はと」号が東京~大阪間を7時間30分で運転していたが、「こだま」号はこれを40分短縮し、6時間50分(後に6時間30分)で結んだ。

「こだま」号の車体は、走行時の抵抗を減少させるとともに重心を低くし、室内には全車冷房のためのユニットクーラーが配置された。また、台車は、モハ90形電車の高速度試験で性能が実証されたDT21形を基本とし、これに空気ばねとアンチローリング機構とを併用したDT23形と、付随車にはさらに当社が開発したディスクブレーキを装備したTR58形が採用された。

昭和33年11月1日、当社製造の編成車が神戸発の「第1こだま」号となって出発式が行われ、営業運転は順調なスタートを切った。昭和39年10月1日にその名を譲った新幹線電車「こだま」101号が運転される前日まで、長距離電車列車として活躍したのである。
なお、昭和34年7月末に東海道本線の島田~藤枝間で行われた高速度試験で、「こだま」号は最高速度163km/hの狭軌世界最高記録を樹立している。

国鉄「こだま」号 昭和34年(1959年)

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