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ワシントン首都圏交通局向け新型地下鉄電車の受注内定

2010年05月28日


川崎重工は、当社の米国現地法人Kawasaki Rail Car, Inc.(KRC: ニューヨーク州ヨンカース市)を通じて、全米第3位の地下鉄電車の車両保有数を誇るワシントン首都圏交通局(WMATA: Washington Metropolitan Area Transit Authority)より、同交通局向けに初めてとなる地下鉄電車(7000系)428両の発注内示を受けました。受注金額は約8.8億ドル(約810億円)で、車両の構体製作および機器取付け、最終組立、試験をリンカーン工場(ネブラスカ州)で行い、2013年から2016年にかけて順次納入する予定です。

今回の契約には、オプション(最大320両)が付随しており、オプションが全て行使された場合は、生産総数748両、受注総額約14.8億ドル(約1,350億円)の当社における過去最大規模の鉄道車両受注案件となり、2018年まで生産が継続することになります。また、オプション車両の納入後は、既存の地下鉄電車(1000系、4000系)が7000系に置き換えられ、WMATA保有車両の半数以上が当社製となります。

7000系地下鉄電車は、ダレス国際空港への延伸計画、老朽化した既存車の更新計画ならびに、混雑緩和など旅客サービス向上計画に伴って導入され、WMATAとして初めてステンレス鋼製の構体を採用するとともに、従来各車両に設置していた運転室を2両あたり1箇所に減らすことで座席数を増加しています。また、デジタルコンテンツ表示装置やCCTVカメラ、情報伝送システムなど、従来車にはない最新システムを採用しています。

当社は、米国内でニューヨーク市交通局をはじめとする主要交通局より累計3,000両を超える受注実績を有しています。今回のWMATAからの初受注は、当社の北米での納入実績、技術力、信頼性、およびアフターサービスが高く評価されたものです。

米国では2009年2月に成立した米国再建・再投資法(ARRA: American Recovery and Reinvestment Act of 2009)やオバマ大統領の全米高速鉄道計画に基づき、都市間鉄道のインフラ整備と投資が活発化しており、それに伴う車両発注が今後も増加する見込みです。

今後とも当社は、高い技術力と信頼性をもとに、環境負荷の少ない交通手段である鉄道車両を国内外に提供していきます。

□受注した車両の概要
(1)車種:地下鉄電車(最小2両1編成、最大8両4編成)
(2)寸法:23.0m(長さ) × 3.1m(幅) × 3.3m(高さ)
(3)車体素材:ステンレス鋼

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