韓国の現代建設から蒸気タービン発電設備を受注

2010年01月07日

 
 

川崎重工は、現代建設(韓国)から、定格出力24.2MWの蒸気タービン発電設備2基を受注しました。納入先は韓国麗水市のコジェネレーションプラントで、2011年に引き渡す予定です。

今回受注した発電設備は、現代建設が韓国麗水市の石油化学産業団地(Yeosu National Industrial Complex)に建設を予定しているコジェネレーションプラントに対して納入するものです。
このコジェネレーションプラントは石炭を燃料とするもので、石炭焚きボイラで発生させた蒸気は石油化学産業団地において生産工程に使用されるとともに、蒸気タービンでの発電に利用され、発電電力は韓国電力取引所に売電されます。

当社は1956年から産業用蒸気タービンの製作を開始し、現在までに330基を超える蒸気タービン設備を供給してきており、韓国向けとしては34基を供給しています。今回の受注は、これらの実績に加えて、当社製蒸気タービンの優れた性能やライフサイクルコスト、アフターサービスなど川崎重工グループへの高い信頼が総合的に評価されたものです。

当社は今後も引き続き環境負荷低減に貢献する発電設備の拡販に取り組み、エネルギー・環境ビジネスを積極的に展開していきます。