潜水艦「もちしお」を引き渡し(川崎造船)

2008年03月06日


川崎造船は、3月6日、午前11時30分から神戸工場西浜岸壁において防衛省向け潜水艦「もちしお」の引渡式を呉地方総監、海上幕僚監部首席衛生官、装備施設本部副本部長を始めとする防衛省関係者ほかのご出席のもとに行います。

本艦は、潜水艦「おやしお」型の11番艦として当社が鋭意建造してまいりました。戦後、当社建造の潜水艦としては23隻目に当ります。船型には葉巻型を採用して優れた水中運動性能と推進性能を持ち、船体には高張力鋼が使用されています。

また、各種システムの自動化、高性能ソーナー装備による捜索能力の向上、ステルス性能の向上などが図られているとともに、諸安全対策も十分に施されています。

本艦の工程ならびに主要目は次のとおりです。

工 程
 起 工 平成16年 2月23日
 進 水 平成18年11月 6日
 竣 工 平成20年 3月 6日
    
主 要 目
 長 さ: 82メートル
 : 8.9メートル
 深 さ:10.3メートル
 喫水(常備): 7.4メートル
 
: 2,750トン
 
:川崎12V 25/25S型ディーゼル機関 2基
推進電動機 1基
 軸 数:1軸
 速 力:20ノット
 
:水中発射管 一式
 
:スノーケル装置 一式