粉体事業の営業体制を強化(アーステクニカ)

2007年10月11日

 


 

  アーステクニカは、粉体事業を強化するため、当社の関連会社(持株比率100%)である深江パウテックの営業部門を統合します。今回統合する部門は、当社粉砕機製品の営業部門と深江パウテックの営業部門です。当社営業部粉体グループに同社営業部の機能を移管することにより、粉体機器の営業窓口を一本化します。

当社の粉砕機事業は、ハイテク関連素材製造設備、製鉄・製紙業界向け設備を中心に自社開発の粉砕機をキーハードに、顧客ニーズに的確に対応したプラントエンジニアリングを得意としています。一方、深江パウテックは化学・食品・薬品等、幅広い市場向けに高度の性能を備えた混合・造粒機を開発・製造・販売しています。両社の営業部門を統合することにより、当社は高性能造粒機を組み込んだプラントエンジニアリングの高度化を図るとともに、化学・食品・薬品等より広い分野に粉体プラントを展開します。なお、深江パウテックにおいては、プラントエンジニアリングを通じて得られた顧客ニーズに基づき、混合・造粒機の更なる高度化を図るとともに、機器製造に特化する中で生産効率の向上を進めていきます。今回の統合により、営業体制を強化することで、粉体事業における売上高は現在のほぼ2倍となる約60億円を目指します。

当社は粉体業界において独自開発の粉砕機をパイオニアとして市場に送りだし、その性能と信頼性を高く評価されております。当社は顧客サイドに立ったプラントエンジニアリングにより、使い勝手の良い設備を提案し、提供してきました。当社は今回の営業部門統合を機に、深江パウテックとの連携を強化するとともに、粉体事業を積極的に展開していきます。