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岩谷産業(株)向け液化水素40フィートコンテナを初納入

2007年10月10日


川崎重工は、岩谷産業株式会社向けに自己加圧可能な液化水素40フィートコンテナを納入しました。本件は、当社が開発した液化水素コンテナの初めての納入となります。

今回納入した液化水素コンテナは、コンテナ規格としては最大のISO 40フィート型を採用し、スペースを最大限に活用して液化水素の積載効率の向上を図っています。本コンテナは定置式貯槽への充填払い出し運用、ならびにコンテナ自体を留め置きした状態での払い出し容器としての運用ができるよう、加圧蒸発器をコンテナに搭載することで、外部加圧装置がなくても液化水素の払い出しが可能なシステムを採用しています。

当社は(独)宇宙航空研究開発機構(JAXA)の種子島宇宙センターロケット射点設備向けに、国内最大容量の大型液化水素貯蔵タンクシステム(貯蔵量540m3貯蔵タンク×3基等)を開発・建設した実績を有しており、極低温容器の研究・開発を行ってきた技術が液化水素コンテナに活かされています。当社は液化水素20フィートコンテナを開発・試作し、2005年1月に日本で初めて水素ステーションへの輸送供給に成功しており、これらの実績をもとに液化水素40フィートコンテナを製品化しました。

水素はロケット燃料や産業ガスとしての需要があり、また将来的な燃料電池車用エネルギーとして需要が見込まれています。水素は液化すると体積が約800分の1となるため、液化水素による輸送は輸送効率が高く、液化水素コンテナは水素の大量輸送に貢献するものです。

当社は、今後も環境負荷の低減に向け、クリーンエネルギーの普及に役立つ製品開発と積極的な販売活動を展開していきます。

【液体水素コンテナの概要】
(1)コンテナ寸法長さ12,192 mm×幅2,438 mm×高さ2,591 mm
(2)タンク幾何容積41.07 m3
(3)内容物液化水素(密度 70.8 kg/m3,沸点-253℃(大気圧下))
(4)最大積載量2,617 kg

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