マレーシア向け天然ガス圧送用圧縮機設備を受注

2007年04月23日


川崎重工は、マレーシアの石油開発会社タリスマン社が推進するブンガオーキッドフィールド開発プロジェクト向けに、天然ガス圧送用圧縮機設備を受注しました。

今回当社が受注した圧縮機設備は、マレー半島コタバル沖、マレーシアとベトナムの国境(PM-3 Commercial Agreement Area)に位置するブンガオーキッドフィールドに建設された洋上プラットフォーム上に設置され、天然ガスを洋上プラットフォームから海底パイプラインにてマレーシア、ベトナム側の陸上受け入れ設備に圧送することを目的としています。当社は、本設備を双日株式会社の現地法人双日マレーシア社を通じて受注し、ガスタービン駆動圧縮機2基を中心とする機器・設備を調達・製作します。なお、納入は、2007年9月を予定しています。

今回の受注は、当社のこれまでの天然ガス圧送用圧縮機設備の豊富な実績と信頼性が高く評価されたものです。当社は今後も、マレーシアはもとより世界規模で圧縮機設備の受注活動に積極的に取り組んでまいります。