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シンガポール地下鉄工事向け岩盤対応型のシールド掘進機を完納

2006年02月06日

川崎重工は、シンガポールの地下鉄建設工事向け岩盤対応型のシールド掘進機8基を完納しました。今回完納したシールドは、大成建設から2003年12月に受注した泥土圧シールド掘進機(直径6.61m)2基と泥水シールド掘進機(直径6.63m)2基、さらに2004年10月に追加受注した泥水シールド掘進機(直径6.63m)4基の計8基です。当社は初号機となる泥土圧シールド掘進機を2004年12月に納入し、最終号機となる泥水シールド掘進機を当社播磨工場で製造し、完成後一旦解体し現地へ輸送しました。最終号機の泥水シールド掘進機は今後現地にて再度組立てられ、2006年3月より掘進を開始する予定です。

これらのシールド掘進機が使用されるのは、現在シンガポール国土交通局(Land Transport Authority)が進めているシンガポール地下鉄サークルライン(全長約33kmの環状線)建設工事です。当社が受注したシールド掘進機は、ローロンチャン駅からマリーマウント駅に至る工区(853工区)、およびマリーマウント駅からファーラー駅に至る工区(854区)に投入され、853工区では上下線全長約2.8km、854工区では上下線全長5.4kmを掘削します。なお、853工区は2007年末、854工区は2008年9月に完成の予定です。

サークルライン建設工事向けに納入する泥土圧および泥水シールド掘進機は、軟弱土層の掘進に用いられるシールド掘進機の技術と岩盤や礫層などの掘削に用いられるTBM(Tunnel Boring Machine)の技術を融合した岩盤対応型の掘進機で、複雑な土質を1台の掘進機で掘削します。また、当社独自のカッター交換方式を採用したほか、曲線部の掘削に対応するため中折れ式を採用するなど、工区特性に合わせた仕様としています。

当社は、これまでシンガポール向けに3基、国内外で1,300基以上のシールド掘進機・TBMの納入実績を持っています。今後もトンネル掘削機の分野において、社会・市場ニーズに加え環境に充分配慮した製品の開発・販売に努め、積極的な事業展開を進めていきます。

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