香川県消防学校向けAFTシステムを納入
2005年09月05日
川崎重工は、香川県消防学校向けにAFT(先端消防訓練:Advanced Fire-fighting Training)システムを納入しました。 今回のAFTシステムは、建物内での火災を想定した消防訓練を行うため、香川県消防学校内の高層訓練棟1階に設置されたもので、模擬火災発生装置、プロパンガス供給装置、排気装置、電気設備、熱遮蔽設備および監視設備から構成されています。このシステムは訓練室内に設置された倉庫火災模擬構造体から発生する火炎および模擬煙をコンピュータ制御することにより、実際と同様の火災環境を作り、訓練対象者に対して安全に繰り返し消火訓練の場を提供することができます。また、本システムにより発生した熱気・模擬煙は、内階段より2階迷路室に供給され、AFT設置訓練室以外でも実際の火災現場に近い環境下で救出・救難訓練を行うことが可能です。 今回納入したAFTシステムおよび監視設備の主な特長は次の通りです。
今回当社が納入した建物火災用のAFTシステムは、2005年3月に納入した福島県消防学校に続き、わが国で7か所目です。 当社は、今回の建物火災用訓練システムに加え、航空機火災、艦艇・船舶火災、産業機械火災、燃料流出火災などあらゆる火災を模擬したAFTシステムをラインアップしており、今後とも全国に積極的に営業展開をしていきます。 <契約および納入設備の概要>
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