東京エルエヌジータンカー・商船三井向け145,000m3型LNG運搬船を受注(川崎造船)

2005年05月31日

 

川崎造船は、東京エルエヌジータンカー株式会社及び株式会社商船三井が共同保有する145,000m3型LNG運搬船1隻の造船契約を両社と締結しました。本船は当社坂出工場で建造し、引渡しは2008年3月末の予定です。

今回受注した船は、当社が開発した145,000m3のカーゴタンク容量をもつ、モス型球形タンクを4基搭載したLNG運搬船です。

今回の受注は、当社の長年にわたるLNG運搬船の建造および保守に関する卓越した技術力ならびにその信頼性と、世界の主要なLNGターミナルへ入港可能な船体サイズに抑えながら、145,000m3もの積載容量を確保した本船型の汎用性が高く評価されたものです。

本船の受注により、当社のLNG運搬船の受注残は内航船1隻を含め11隻となりました。今後とも、当社はクリーンエネルギーとして需要増加が予想されるLNGをはじめとする各種ガス運搬船建造に積極的に取り組んでいきます。

なお、本船の主要目は以下の通りです。

<主要目>
全長 約289.5m
型幅 49m
タンク容量 145,000m3
速力 19.5Knots