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ニューヨーク・ニュージャージー港湾局向け新型通勤電車340両の受注内定について

2005年04月01日

川崎重工は、当社の米国現地法人Kawasaki Rail Car, INC.(KRC:ニューヨーク州ヨンカース市)を通じて、 ニューヨーク・ニュージャージー港湾局ハドソン横断公社(PATH:Port Authority Trans-Hudson Corp)より新型通勤電車(PA-5)340両の発注内示を受けました。受注総額は約5億米ドルで、2008年から2011年にかけて順次納入する予定です。

この新型電車は、ニューヨークとニュージャージーを結ぶ通勤路線で営業運転されるものです。米国同時多発テロ以降、ニューヨークおよびその近郊におけるPATHの役割が再認識され、PATHではよりよい交通システム構築に取り組んでいます。今回の新型電車は、大きな被害を受けたニューヨークの復興および同地域の発展に貢献するものです。

当社は、1984年にPATHより初めて電車(PA-4)94両の製造と、既存の電車(PA-1、PA-2、PA-3) 248両のリハビリ(寿命延長のための改修工事)を受注しており、今回の受注内示は、その納入実績ならびに技術力が高く評価されたものです。
なお、新型電車の納入にともない、既存の電車(PA-1、PA-2、PA-3)は老朽化のため順次廃棄されることから、2011年の完納によりPATHが保有する電車はすべて当社製に置き換わることになります。

現在米国では、大規模な新線プロジェクトに加え、既存車両の代替や輸送力増強に関するプロジェクトが大幅に増加することが予想されています。また、都市部の地下鉄路線の増強・更新や、都市近郊からの通勤路線の快適化などにともなう地下鉄電車・二階建て客車の発注が増加しています。

今後とも当社は、高い技術力と信頼性をもとに、環境負荷の少ない交通手段である鉄道車両を国内外に提供していきます。

□受注した車両の概要
(1)車種 : 通勤電車(8両1編成)
(2)寸法 : 15m(長さ)×2.8m(幅)×3.6m(高さ)
(3)車体素材 : ステンレス

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