ばら積運搬船「MARITIME NEWANDA」が進水

2005年03月09日

 

川崎造船は、3月9日午前11時00分、神戸工場においてパナマのHANDBELL SHIPPING S.A.(ハンドベル シッピング エス エー)向けばら積運搬船「MARITIME NEWANDA(マリタイム ニュワンダ)」(当社第1558番船)の命名、進水式を行います。
本船は、当社が新規開発した55,500DWTばら積運搬船の3番船で、進水後 岸壁にて艤装工事を行い、2005年5月に竣工し、船主に引き渡す予定です。

なお、本船の工程、主要目ならびに特長は次のとおりです。

1. 工 程  
  起工 2004年 12月 20日
  進水 2005年 3月 9日
  竣工 2005年 5月
2. 主要目  
  全長 約189.90 m
  長さ(垂線間長) 185.00 m
  幅(型) 32.26 m
  深さ(型) 17.80 m
  夏季満載喫水(型) 12.50 m
  総トン数 約31,000 t
  載貨重量 約55,500 t
  主機関 川崎-MAN B&W 6S50MC-C × 1基
連続最大出力 8,200kW×110回転/分
  定員 25 名
  船級 日本海事協会
  船籍 PANAMA
  航行区域 遠洋(国際)

 

3. 船の特長
1) 船型は船首楼付き平甲板型で、5船倉を有し、積載貨物は穀類、石炭、鉱石、鋼材などで、これらの貨物の運搬に適した船倉形状としています。
2) 各ハッチカバー間の船体中心線上に4基の30トンデッキクレーンを装備しており、荷役設備のない港湾でも荷役作業が可能です。
3) 主機関には、軽量・コンパクト・高出力のエンジンである川崎-MAN B&W 6S50MC-Cを搭載しています。