オートポリスサーキットの取得について

川崎重工は、本日、大分県日田郡上津江村より、同村所有の国際格式公認サーキット場「オートポリスサーキット」の引渡しを受けました。

当社にとって、高性能な二輪車を効率的に開発するための本格的開発用テストコースを所有することが、長年の課題でありました。このたび当社は、オートポリスサーキットを取得することにより、二輪車の研究開発をより一層効率的に推進し、お客様の多様なニーズに迅速に応えていきます。

一方サーキット運営事業については、当社は、地域との共生を図りつつ、全日本GT選手権（四輪）、全日本ロードレース選手権（二輪）などのレースイベントや一般のドライバー/ライダーによるスポーツ走行を今後も継続して開催し、モータースポーツのさらなる発展に貢献していきます。また、「カワサキコーヒーブレイクミーティング」^（注1）や「K's Meet」^（注2）などのユーザーイベントを積極的に開催し、カワサキファンのみならず、全てのモーターサイクルファンにとって魅力あるサーキットにしていきます。

さらに、オートポリスサーキットから約2時間の距離にある当社所有のSPA直入（スパなおいり）と活動を連携させ、相乗効果を得られる仕組みを提供し、お客様の利便性の向上を図ります。

このようにして、当社は、オートポリスサーキットを通して、従来に優る魅力的な商品とサービスを提供し、お客様の満足度をさらに高めていきます。

オートポリスサーキットの概要

SPA直入の概要

^（注1）カワサキ車に乗るユーザーが集まり、コーヒーを飲みながら歓談するイベント。
^（注2）新車試乗会を中心とする、カワサキのお祭りイベント。